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神経細胞は歌を歌う。驚きの脳内メカニズムを発見せよ!
師走。師匠も坊主も忙しそうに走る師走。ワシはメタボだから走らんけど(走れよ)、
忙しい季節に突入してきたが、皆は元気にやっておるかね?
最近中川君はどうやらブリトーが好きなようだ。この前ワシに会った時も、
「ボロネーゼ&チーズ」がいかに旨いかを力説しておった。(メタボのワシに)
この時、中川君の脳内ではどのような働きが起こっておるのだろうな。
と言うわけで、今回の研究はニューロンネットワークである。
脳。それは人間を人間足らしめる必要不可欠なものであり、
その働きは、判断、感情、行動など、人間活動のほぼ全てを統括する。
人間において、脳は全体重のおよそ2%ほどに過ぎないが、
血液の循環は全身の15%、酸素の消費量は20%、栄養となるブドウ糖の消費量は
実に全身の25%にまで及ぶ。
脳の活動とは、静かであるが、実に激しいものなのである。
そんな脳をはじめとする中枢神経内において巨大かつ精密なネットワークを形成する
ニューロンのメカニズムは長い間謎のままとされてきた。
東京大学大学院・薬学系研究科・生命薬学専攻・薬品作用学教室。
松木則夫(まつきのりお)教授率いるこちらの研究室は、
ニューロンネットワークを解析しようと日夜研究を続けておる。今回は
高橋 直矢(たかはし・なおや)さん
宇佐美 篤(うさみ・あつし)さん
久我 奈穂子(くが・なほこ)さん
の3人が来てくれた。まりがとう。久我さんは番組を聴いてもらうと分かるが、
実にアニメ声だ。本人もアニメ大好きだそうだ。中川君はものすごく「萌え」ておった。
「東大一のアニメ声」だと、ワシらは勝手に認定したぞ。
身体に刺激を与えると、ニューロンが反応する。その模様を(どういう仕組みなのかは
よくわからんが)彼らは映像化することに成功した。まるで星空のようだ。
刺激を与えると、ニューロンがピカピカと光る。うーむ。ワシら人間は、
脳内に宇宙を持っておるのだ。
しかも更に、彼らの面白いところは\そのニューロンの反応を『音楽』に置き換えてみた。
反応一つ一つに、音程を与えてコンピューターでもって音楽にしてしまったのだ。
それを聞かせてもらったが(多分ラジオ史上初の試みだと思うぞ。)その音色は、
どこか切なく、どこか心をかきたてる、実に実に不思議な音楽であった。
これらのニューロンのメカニズムが解明されれば、オープニングで中川君のドラマにも
出てきたが、『動物の意思や感情』を知る装置が出来るかもしれない。
不幸にして手足やしゃべる事が不自由になった方々が、意思を伝達できるようになるかも
しれない。未来の可能性は無限に広がるのだ。
これからも是非是非頑張って欲しい。
中川君的には、久我さんとアニソンカラオケに行きたいそうだ。 |
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