KYOCERA 近未来story 中川翔子のG<ギザ>サイエンス! JOLF AM1242/FRIDAY 24:30〜25:00 ON AIR! メールはこちら
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090327.九州大学大学院/味覚を測る
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090306.筑波大学大学院/体性感覚メディア
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京セラ 株式会社
株式会社 日経サイエンス
研究内容
参加ゼミ
2008.09.19 放送
筑波大学
計算科学研究センター
梅村 雅之 研究室
星、銀河、ブラックホール、銀河団など宇宙の様々な天体の形成とその活動の多くはいまだ未解明のままです。私たちはそういった天体の過去・現在・未来の姿を明らかにしようと、数値シミュレーションや基礎物理計算を行っています。特に私たちは「重力」そして「光と物質との相互作用」が重要となる天体形成過程を調べています。通常の計算では解き明かすのが難しい複雑な問題を何百ものCPUを協調させた大がかりな数値シミュレーションによって探求し、コンピュータサイエンスと宇宙物理学を融合した世界でもユニークな研究を行っています。

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本日の研究レポート
太陽系だ!銀河系だ!銀河団だ!超銀河団だ!グレートウォールだ!

我々が住むのは、日本であり、日本があるのは地球であり、
地球は太陽系の第三番惑星であり、太陽系は銀河系に属する。
銀河系をはじめとする『銀河』にはそれぞれ数百億から数千億もの星があり、
その銀河が数百個集まった『銀河団』というものが存在する。
更に、銀河団が集まったものを『超銀河団』と呼ぶのだが、
その大きさは一億光年もの広がりを持つという。
この超銀河団は宇宙の中で、まるで壁のような広がり方をしており、
グレートウォールと呼ばれている。
グレートウォールと他のグレートウォールの間に、
光を発する天体がまるでない領域が広がっており、これを『超空洞』と呼称する。
この、超空洞とグレートウォールの構成を『宇宙の大規模構造』と言い、
現在のところ、最も大きな構造であると言えよう。
・・・どうだ?気が遠くなるだろ?意味がわからん。でも、こんなこんなこんなに
大きな領域のことを、人間という、未だ太陽系から出たことがない生命体が
考えておる。調べておる。想像をしておる。
なんだかとても不思議だ。
筑波大学・計算科学研究センター・梅村研究室。
今回、ギザサイエンスに来てくれたのは、そんな宇宙の大きな大きな事を調べておる
若きサイエンティストたちである。
赤堀 卓也(あかほり・たくや)さん
秋月 千鶴(あきづき・ちづる)さん
三木 洋平(みき・ようへい)さん
彼らの研究内容はすごいぞ。銀河団の形成と進化について研究したり、
ブラックホールのガスについて調べたり、銀河と銀河をぶつけてみたり。
そこに使われる単位は、我々が普段使わぬ程に「0」がたくさんついてたりする。
科学が素晴らしいのはまさにこんな所ではないだろうか。
宇宙の秘密を解き明かす。そこにはロマンがある。

中川君は「銀河と銀河をぶつける」という言葉に鋭く反応しておったな。
おおお!そう言えば「天元突破グレンラガン」では(テレビシリーズで)
銀河と銀河をくっつけて敵にブン投げていた。
シュミレーションとは言え、それを実際にやっている人がいるとは・・・。

宇宙の秘密。時空の不思議。ワシたちがギザワクワクするような事を発見して欲しい。
これからの活躍を期待しておる。
今回も本当にまりがとうでした。