KYOCERA 近未来story 中川翔子のG<ギザ>サイエンス! JOLF AM1242/FRIDAY 24:30〜25:00 ON AIR! メールはこちら
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京セラ 株式会社
株式会社 日経サイエンス
研究内容
参加ゼミ
2008.06.06 放送
東京工業大学大学院 理工学研究科
地球惑星科学専攻
井田 茂 研究室
私たちの地球は、どのようにして生まれたのか。なぜ木星のような巨大な惑星が存在するのか。井田研究室では、コンピューター・シュミレーションなどを使って、惑星の形成過程を理論的に研究している。研究を強力にサポートするのが観測技術の進歩だ。最近では、太陽系外の惑星の存在が明らかになっているが、そのなかに人類が住める星が存在する可能性だってある。
本日の研究レポート
スーパーアースと木星のシマシマを探れ!

エイリアン。それは我々が住む地球以外の天体に生息する生命体を指す。
我々人類は様々な物語や、想像の中で多くのエイリアンを生み出してきた。
この地球に現存する解析不可能な様々な遺跡。
古代人類の力とは思えぬ、オーバーテクノロジーやオーパーツと言われる
これらの現象に対して、宇宙人の関与を論ずる人も数多く存在した。
確かにそれらは未だ想像の域を出ぬ分野であり、
現在に至るまで宇宙人、エイリアンとのコンタクトは成功していない(と言われておる)。
しかし同時に、この広大な宇宙に知的生命体が我々しか存在しないという確証もない。

では、生命体とはどんな星に存在できるのだろうか。
そんな研究を行っておるのが、今回出演してくれた
東京工業大学・理工学研究科・地球惑星科学専攻井田研究室の諸君だ。
荻原 正博(おぎはら・まさひろ)さん
松倉 大士(まつくら・だいし)さん
立浪 千尋(たちなみ・ちひろ)さん
彼ら3人の研究テーマは多岐にわたるが、その中でもキーワードとなるのが
「スーパーアース」という地球型惑星の研究であろう。
ワシ知らなかったんだけど、天文学って今までは恒星(太陽みたいに光が出てる星ね)が
中心だったわけだ。考えてみれば確かに納得できるのだが、つまり
自ら光を発していない星は見えないんだわな。けれど、我々の太陽系がそうであるが如く、
恒星にはいくつもの惑星が存在するはずだ。最近のテクノロジーはそれら、
遠くの惑星の存在を確認し始めている。そして、その中で地球によく似た環境を持つ
「スーパーアース」と呼ばれる惑星が数多く発見されておるというのだ。
ギザワクワクするの。地球と同じで水と大気が存在し、もしかしたら生命体が
いるとすれば、その中には地球ど同レベルの科学力を持つ惑星だって
いないとは限らぬのだから。
荻原さん、立浪さんらは、そんなスーパーアースについて熱く語ってくれた。
そして、もう一人の松倉さんは、太陽系の惑星についても詳しい。
土星と木星について語ってくれる・・・とあれば我らが中川君が黙ってはおらぬ。
あのシマシマは何故あるのか。なんと!あのシマシマはガスの流れなんだそうだが、
逆流とかしておるらしいぞ。コワス!しかも、ガスばっかりで真ん中のコアは
とんでもなく小さいらしい(それでも地球の何倍とかだけどね。)
木星すごい。最近、ワシも中川君の影響か、木星が気になるのだ。

そう言えば、中川君は現在お台場の「日本科学未来館」でやっている
「エイリアン展」で「ときめき応援団長」という役をやっておる。
ギガントときめきながらやっておる。
これは、宇宙人についての展覧会で、色んな展示がされおるぞ。
ワシも行ったが、断言するぞ。宇宙人はおるな。絶対におる。(博士らしくなくて
ごめんね。)会いたいのぉ。
「エイリアン展」は6月の16日までやっておるから、
興味がある、ギザサイエンスリスナーたちは、是非是非お台場まで行ってみてくれ。

それでは!今回はここまでまみたす。
来週は、素粒子に関してのお話だぞ。(もと・つぶこ)とは読むな。
「そりゅうし」だ。