【5/10放送】
今回のテーマは「トランプ関税」
ゲストに参議院議員の藤巻健史をお迎えしました。
まずは、トランプ政権の中でも良識派と言われているベッセント財務長官について。
藤巻さんとは天才投資家ジョージ・ソロスの下で3ヶ月間一緒に仕事をしていた間柄で、
*財務長官になった時の記事を見て、
日本全体や日銀の状態をしっかり分析した状態で日本と勝負したと感じた。
*日本の状態が悪いことは十分に認識しているはず。
であれば、為替介入が意味のないことはわかっていると思う。
*関税をかけることと、為替(自国通貨)を安くすることは同じ効果がある。
関税は好き勝手に調整できるので、国内産業を強くするために関税を選択した。
とコメント。
その「トランプ関税」については、
*日本が一番気にしないといけないのは、日本という国が極めて弱い立場にあるということ。
関税がこじれると、日本は、不況になる+金融資産がおかしくなる。
日銀の債務超過は免れない。
*アメリカ政権は民間出身の経営者が集まった政権。
トップダウンの意思決定が早く、前任者の悪いところを大胆に変えることができる。
アメリカの課題は財政赤字と貿易黒字。この2つに関しては妥協なんかするわけがない。
かなり強引に来るだろう。
と解説。
一方で渡邉さんは以前の放送で「トランプ関税は来ない」と言っていましたが、
先日の加藤財務大臣の「アメリカの国債が交渉の手段の1つだ」と発言したことが気になり…
*今もワタミはアメリカの企業と交渉しているが、
相手が言ってほしくないことを交渉の場で言ってはいけない。
最悪の交渉術だと感じた。
*この後、アメリカから厳しい条件を突きつけられる、
大失敗の一歩を踏み出した感じがする。
と発言。
これについて藤巻さんは、
*国際問題については、橋本元首相が同じようなことを言って痛い目に遭っている。
*しかし、アメリカ人が関税に対して不満を持っている。
アメリカは将来的に自由競争の無関税世界を目指しているのではないか。
また、参議院選挙を控え、各党が消費税減税を訴えていることについては、
*みんな議席が欲しいから、国よりも自分が受かることを優先している。
*イギリスのトランスショック(財源のない減税策)の、
大きいバージョンが起こるかもしれない。
*日本は「手取りを増やす政策」をしてきたが、
消費税減税は「手取りを大きく減らす政策」。
経済学者の多くはこのことがわかっていると思う。
と話されました。
藤巻さんとのトークを受けて渡邉さんは、
*今の政治家は国民が喜ぶことしか言わない。
減税の先にはとんでもないインフレ税が待っている。
*インフレが続き、金利が上げられないと、トランプ関税の影響で確実に円安が進む。
その時には国債の格付けが落ち、日銀が債務超過になる。
早くこのことを国民に気がついて欲しいと思う。
*対策は円以外の資産を持つこと。私の個人資産の95%はドル。
と感想を話しました。
この他にも、リスナーからメールを紹介しました。
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新入社員にマナーを教える教育係になりました。
先日、会長に向かって「それヤバいっすね、ウケる」と言った新入社員がいて、
肝を冷やしました。
お二人ぐらいになると、多少失礼でも許してあげるものですか?
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