渡邉美樹 5年後の夢を語ろう!

2024.09.30

9/28 渡邉・テリーの本音で語ろう!!

【9/28放送】

 

オープニングは、

自民党総裁選の話題から。

 

結果は石破茂さんが新総裁になりましたが、

今回の放送は総裁選の前日に収録しており、

「石破さんが新総裁になるのではないか」という予言が見事的中。

 

渡邉さんは予想の中で、

*裏金議員を非公認にする、文書交通費の明確化、

 アジア版NATO、再生エネルギーの強化など明言しているので、実現することを期待したい。

*しかし自民党の中は「総裁でも言ってもできない」

 1度言ったことなので責任を持ってやってもらいたい。

とコメント。

 

 

 

本編では、

元日銀理事の山本謙三さんが書かれた本「異次元緩和の罪と罰」を特集しました。

 

 

渡邉さんが、日経新聞の書籍広告を見てすぐ購入した話題の本で、

「石破新総裁にぜひ読んで欲しい」と太鼓判を押す一冊。

 

作者の山本さんと電話を結び、

今のこのタイミングでこの本を書かれた経緯をお聞きすると、

*今のままの日本経済が世界から信用してもらえるのかという危機感から書いた。

*異次元緩和の結果、日銀は世界に例のない中央銀行になってしまった。

*世界の借金残高において日本が世界で2位になっている。

 この日本を世界はいつまで信用してくれるだろうかと問題視していた。

とコメント。

 

本のタイトルにもある「異次元緩和の罪と罰」については、

【罪】

①『財政規律を緩めたこと』

②『金利を0に抑え込んだことで市場機能が働きにくくなった』

【罰】

①国あるいは中央銀行・円の信用が失われ、インフレが起き、

 為替相場の下落となって国民の生活に打撃を与える。

と解説。

*「日本経済が長期的に停滞している原因は金融緩和の不足にあった」

 という見立てがそもそも間違っていた。

*日本経済の生産性の伸び率低下に原因があり、

 そこから目を背けることが大きな問題だった。

とお話しされました。

 

また、異次元緩和を正常に戻すには「最低でも14年かかる」と話され、

*植田日銀総裁は「2026年3月までに国債の買い入れを月3兆円に減額する」と発表したが、

 今のペースでの減額でも、異次元緩和の前の状態に戻すには14年かかる。

*一定の金利上昇はある程度避けられないが、

 マーケットがあるべき水準に近づいていると考えるべき。

*金利が上がると日銀は債務超過に近づく可能性があるが、

 日銀は自らお金をすることができる特殊な存在なため、

 債務超過に陥る=日銀が破綻するわけではない。

*債務超過の理由が、財政ファイナンスに似た国債の大量買い入れだった場合、

 マーケットがこれをどう見るかが問題。

とお話しいただきました。

 

 

※山本謙三さんの著書「異次元緩和の罪と罰」は講談社より発売中です。

 

 

 

この他にも、リスナーから寄せられたメールを紹介しました。

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1番嬉しいことがあった時、1番最初に報告したい相手が、

1番愛している人だと女性雑誌に書いてありました。

おふたりの1番は誰ですか?

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    パーソナリティ
    • 渡邉美樹
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      渡邉美樹

      1959年生まれ。小学校5年生の時、父親が経営する会社を清算したことから「自分は将来、社長になる」と決意する。明治大学を卒業後、財務や経理を習得するため、経理会社に半年間勤務。その後1年間運送会社で働き資本金300万円を貯める。1984年ワタミを創業。2000年東証一部上場。「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになろう」という理念のもと、外食・介護・宅食・農業・環境など、人が差別化となる独自の労働集約型事業モデルを構築してきた。

    番組アドバイザー
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