【8/17放送】
今回の放送は、
「テリー伊藤 大社長への道 夏休みスペシャル!」と題し、
元マクドナルド社長の原田泳幸さんをゲストにお迎えしました。
原田さんは、アップル、マクドナルド、ベネッセ、ゴンチャで22年間社長・会長を歴任。
渡邉さんとは、テレビ番組で共演されていた間柄とのこと。
数々の会社を経営されてきた中で、今回はマクドナルドの経営について掘り下げていきました。
原田さんが社長に就任する前のマクドナルドは、売り上げが7年連続でマイナスを記録。
原田さんはその理由を、
*人・店長が育っていない状態で急に店舗を広げたことが原因。
*経営者は目先の売上を上げようとすると、店舗を増やすもの。
しかし外食産業の基礎は 「QSC(クオリティ・サービス・クリンリネス)」
お客さんの満足度が下がり、来店率が下がっていた。
と解説。
原田さんは社長就任後に、フランチャイズを大改革されており、
オーナーの数を減らし、1オーナーが10店舗以上運営することで、
結果としてフランチャイズ店の数を伸ばすことに成功。
さらに、わずか就任3ヶ月で売上をV字回復させました。
原田さんは就任直後、
①「新メニュー開発やキャンペーンをやめて、QSC以外はやるな。」
②「ボーナスはお客様から貰え(売り上げが1ポイント上がるごとに10万円)」
の2点のみを実施されたとのこと。
その後フランチャイズ改革に着手し、
*当時はエリアごとにオーナーが混在していたため、間接コストが上がり、
事業効率が悪かった。
*また店舗ごとのマーケティングができていなかった。
商圏ごと1オーナー10店舗でちょうど採算があった。
と当時を振り返っていただきました。
また、原田さんがフランチャイズオーナーに求めることは、
①財務体力があること
②経営者としての能力があること
③現場をしっかりと知っていること
の3つを上げ、
フランチャイズオーナーは、審査をして見極めていたとコメント。
さらに原田さんは、フランチャイズの改革後に、コーヒーの改革にも着手。
*マクドナルドのコーヒーは不味くて有名だった。
*機材を全て捨て、みんながコーヒーの存在を忘れるまで、
1年間コーヒーの販売を停止した。
その後100円で美味しいコーヒーを再開した。
*メニューの開発には「客層を引っ張ってくる」「利益が出る」
「独自性のもの」という、3本の柱が必要。
*マクドナルドでは、
「客層を引っ張ってくる」→100円コーヒー
「利益が出る」→サイドメニュー・ドリンク
「独自性のもの」→ビッグマック・クォーターパウンダー
*コーヒーを出すことで時間帯ごとの来店状況を多様化させた。
と経営術をお話しいただき、
最後に今のマクドナルドについて、
*経営していた当時よりも、お得感が下がり、1番大切なスピードが落ちた。
*モバイルオーダーの導入でスピードの低下が著しい。
*商品ごとに芸能人を変えるブランディングが良くない。
どの商品であろうと「お得感」「出来立てで美味しい」という背骨を
大切にしないといけない。
*今のマクドナルドは隙だらけ。
とお話しされました。
この他にも、リスナーからのメールに答えていきました。
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2人きりで見れるところがあったら最高です。
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