渡邉美樹 5年後の夢を語ろう!

2024.08.14

8/10 渡邉・テリーの本音で語ろう!!

【8/10放送】

 

今回の放送のテーマは「日経平均株価」について。

 

今週月曜日、日経平均株価が史上最大の大暴落を記録。

一方で、翌日は最大の上げ値を記録しているという現状を受け、

伝説のディーラーで現参議院議員の藤巻健史さんに電話でお話を伺いました。

 

 

藤巻さんは、日経平均株価の現状を、

*マスコミが「最大の下落幅」と発信するが、下り値ではなく下がり率(%)で発信すべき。

 率でいうと、ブラックマンデーの方が大きかった。

*大暴落の原因は、7月31日の日銀の政策決定会合で、

 「国債買い入れの減額」を発表したことにある。

 (要約すると「お金を世の中から回収する」という発言)

*プロの投資家が今後の状況を予想して、株を売っているというのが現状。

 日銀が本格的に国債買い入れの減額を開始すると、本格的に株価が下がる。

*日銀がまだ国債買い入れ減額をしていないため、株価が大きく上下しているのだろう。

と解説。

 

渡邉さんは、

「今までであれば、こういう時に株価が下がらないようにするのが日銀の役目だ」と指摘。

日銀が動かなかった理由について、藤巻さんにお聞きすると、

*すでに日銀は日本最大の株主。

 そもそも中央銀行が動きの多い株を持つことが、禁じ手中の禁じ手。

 現状で、日銀がこれ以上買い増やすことは不可能。

*昔、株価が下落した時は「PKO(プライス・キーピング・オペレーション)」という方法があった。

 株価の下落を、年金が主体となって支えていた。

*しかし、過去にPKOを発表した途端、株価が下落した経験から、

 買い支えは不可能だと思う。

とコメント。

 

また、藤巻さん、渡邉さんが、今後の日経平均株価の見通しの予想を発表。

藤巻さん「上下運動が激しい状態が続き、最終的に上昇はしないのではないか」

渡邉さん「3万円台で一度落ち着いて、債務超過などでもう一段下に行く」

 

最後に、参議院議員として日銀:植田総裁に直接質問する機会がある藤巻さんに、

今後、植田総裁に聞きたい3つのことを伺いました。

①本当に国債減額を実行できるのか

②日銀が債務超過になるリスクはあると思うか

③債務超過になった時、本当に中央銀行(日銀)と円の信用が保たれると思うか

 

※渡邉美樹さんとジム・ロジャーズの共著、

「大暴落 金融バブル大崩壊と日本経済のシナリオ」がプレジデント社から発売中です。

 

 

 

この他にも、リスナーからのメールに答えていきました。

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表紙の怖い写真、インパクトがあってかっこいいです。

ご家庭でもあんな表情をしているんですか?

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    パーソナリティ
    • 渡邉美樹
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      渡邉美樹

      1959年生まれ。小学校5年生の時、父親が経営する会社を清算したことから「自分は将来、社長になる」と決意する。明治大学を卒業後、財務や経理を習得するため、経理会社に半年間勤務。その後1年間運送会社で働き資本金300万円を貯める。1984年ワタミを創業。2000年東証一部上場。「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになろう」という理念のもと、外食・介護・宅食・農業・環境など、人が差別化となる独自の労働集約型事業モデルを構築してきた。

    番組アドバイザー
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