オススメの映画やネット配信ドラマなどを紹介する『ちょっとブレイク!うどらじムービー』で紹介したのは、放送日の7月31日に公開となった映画で、大林宣彦監督の遺作となった『海辺の映画館―キネマの玉手箱』。
同コーナーのプレゼンターを務める映画パーソナリティのコトブキツカサが、映画のストーリーを紹介し、有働に大林監督との思い出を尋ねた。
有働は「以前担当していたテレビ番組にゲストでご出演頂いたことがあったんですけど、番組が終わって、スタジオを出た時に、『ちょっとおいで~』と手招きして頂いて。控室にお伺いしたら、『僕ね、君の笑顔が大好き』とそれだけおっしゃって下さったんですけど、それだけ聞いて涙が出るっていう。なんか、それでいろんなことが救われた気がして。たぶんその頃色々と悩んでいたので。そのシーンを、今でもありありと思いだすくらい印象的でした。」と語った。
続けてコトブキも「本当に心配りができる方で、お優しい方で。僕がとある番組で、大林監督の商業映画初作品『HOUSE ハウス』(1977年公開)を紹介したんです。すると、たまたま番組を見てくださっていたみたいで、所属事務所に手書きのお手紙を送ってくださり、“あなたみたいな(若い)世代の、映画を紹介する方に選んでもらって嬉しい”と書いてありました。この時は本当に鳥肌が立ちました。」と語ると、有働も「それは宝物ですね」と感想を語った。