今回は、芸能生活60周年記念アルバム「7 rosso」をリリースした
女優の梶芽衣子さんがスタジオにお越しくださいました。
芸能生活60年でのエピソードが本当にとめどなく溢れる梶芽衣子さん。
鶴瓶さんも思わず「ようそんな昔のこと覚えてますね」と感心すると
「だって苦労しましたもん!」と今だから言える日活時代のことや
お世話になった方々のお話をしてくださいました。
中でも特に鶴瓶さんの興味を引いたのは、
梶芽衣子さんが古今亭志ん朝さんと夫婦役で共演した際の会話です。
共演当時に初めて寄席を知った梶芽衣子さんは、
「“師匠たちってどうやって生活立ててるんですか?”って私聞いちゃったの。
そしたら“だから今あんたと夫婦やってるじゃない。これなんだよ。”って言うのね」
そんな話をした翌週、梶芽衣子さんの目の前に
古今亭志ん朝さんが“ほれ”と茶封筒を見せたそうです。
梶芽衣子さんがその茶封筒を受け取ると
「“それなんだよ、今日の給金なんだよ。開けてみろ”って言うのね。
だから見たら、小銭しか入ってないの」
そこで寄席の出演料を目の当たりにして驚いたという梶芽衣子さん。
鶴瓶さんも「そうそう、それみんなびっくりしますよ。1人五円とかね」と、
いわゆる“ワリ”について解説。
「そんなもん…小銭ですよ。だから“これ”やってるんですよ俺」と、
鶴瓶さんも大好きな古今亭志ん朝さんのセリフをオマージュして返してニヤリ。
“江戸”を体現したかのような上品で、梶芽衣子さん曰く
「嫌んなっちゃうくらい」粋な人柄だったという古今亭志ん朝さんの話題に花が咲きました。
放送では他にも、
デビューのきっかけから日活時代にお世話になった女優の山岡久乃さんから教わったこと、
大スターの俳優・辰巳柳太郎さんとの共演エピソード、
そして歌手としてアルバムを制作することになった経緯など、
盛りだくさんでお送りいたしました。
<4月13日にお届けしました曲>
アルバム「7 rosso」から
修羅の花 / 梶芽衣子
怨み節 / 梶芽衣子
愛の剣 / 梶芽衣子
き・せ・つ / 梶芽衣子
エンディングテーマ曲は「日曜日の夕方フレンド / 堀尾和孝」です。
「日曜日のそれ」では、みなさんからいただいたメール&ハガキを読まれた方に
鶴瓶師匠が歌う「姉ちゃんへ」のCDをプレゼントしています。
ラジオ、テレビ、落語、ライブ、旅、海外と忙しい鶴瓶師匠です。
ぜひどこかで見かけた時は、その様子をメールまたはおハガキに書いて
送ってくださいね。
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毎週火曜日に更新されます。
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