今回はスタジオに若手実力派歌手の真田ナオキさんがお越しくださいました。

真田ナオキさんの師匠は、鶴瓶さんと５０年来の付き合いがある吉幾三さん。

そして真田ナオキさんと鶴瓶さんには

“同じ歌を歌唱し、CD化している”という共通点を持っています。

ことの始まりは鶴瓶さんが映画「おとうと」に出演したときのこと。

突然、吉幾三さんから鶴瓶さんへ連絡があり“映画を見て曲ができたから聞いてくれ”と、

その場で自身の作曲した歌を歌唱。

突然のことに驚きつつも大変感動した鶴瓶さん。

急いで吉幾三さんがいるスタジオへ駆けつけたそうです。

そしてその曲はそのまま鶴瓶さんに提供され、

鶴瓶さんが歌唱し『日曜日のそれ』の番組ノベルティとなったのが

『姉ちゃんへ』という歌。

番組では、放送中にメールを読まれた方へプレゼントさせていただいております。

それから時は流れ、真田ナオキさんがアルバム『真田ナオキの世界』をリリースする際に、

アルバム収録曲は師匠である吉幾三さんが作った曲で制作したいと申し出、選曲。

そのひとつが『姉ちゃんへ』でした。

当時の真田ナオキさんは、自身も姉をもつ経験から歌詞に共感し、

ぜひ歌わせてほしいと選曲したそう。

その時に初めて「実は鶴瓶さんのために…」と、曲の成り立ちを知ったそうです。

鶴瓶さんは完成した“真田ナオキ版『姉ちゃんへ』”を聴いて、

「やっとこの歌が生きるわ」、「歌も喜んどる」と絶賛。

師匠である吉幾三さんから「鶴瓶さんのことも師匠と思うように」と

教えられていたという真田ナオキさんは、

この鶴瓶さんからの絶賛に喜びを噛み締めていました。

第６２回 輝く！日本レコード大賞にて最優秀新人賞を受賞したばかりの真田ナオキさん。

鶴瓶さんは何度も「来年の今は状況変わってんで」と力強い言葉をかけていました。

吉幾三さんが真田ナオキさんに“鶴瓶さんも師匠と呼ぶように”と

言っていたことを知った鶴瓶さんは、

「俺にもプレッシャーかけてんねん」と苦笑いでしたが、

改めて「普段の付き合いがあるからそんなやけど、ずっとええ曲作るよな」と実感。

真田ナオキさんも「弟子としても、一度その頭の中を覗きたいと思いますね」と

共感していました。

そんな吉幾三さん、最近はハワイの地でラーメン屋さんを開きたいそうですが

その提案にはご家族をはじめ鶴瓶さんも反対中。

今回も真田ナオキさんへ“やっぱりやりたいんだけど”と言伝を預けるほど。

そして鶴瓶さんは“断固反対です”と、また真田ナオキさんへと言伝を預けていました。

お弟子も大変ですね。

番組では他にも、真田ナオキさんと吉幾三さんが出会った時のお話や、

２年ぶりのコンサートの様子、

吉幾三さんのはちゃめちゃな伝説など、

盛りだくさんでお送りいたしました。

次回２／１９は「オールナイトニッポン５５時間スペシャル」の放送のため

この番組はお休みです。

<２月１２日にお届けしました曲>

姉ちゃんへ　／　真田ナオキ

我が身恨んで　／　真田ナオキ

渋谷で・・・どう？　／　真田ナオキ

本気で惚れた　／　真田ナオキ

エンディングテーマ曲は「日曜日の夕方フレンド / 堀尾和孝」です。

「日曜日のそれ」では、みなさんからいただいたメール＆ハガキを読まれた方に

鶴瓶師匠が歌う「姉ちゃんへ」のＣＤをプレゼントしています。

ラジオ、テレビ、落語、ライブ、旅、海外と忙しい鶴瓶師匠です。

ぜひどこかで見かけた時は、その様子をメールまたはおハガキに書いて

送ってくださいね。

★メールの方は、tsurube@1242.com

★おハガキの方は、〒100-8439　ニッポン放送　笑福亭鶴瓶　日曜日のそれ係

どんなことでもいいので、メール、おハガキをお待ちしています。

また、この番組はポッド・キャスティングで聴くことが出来ます。

毎週火曜日に更新されます。

詳しくはニッポン放送のホームページをご覧ください。