今回はニッポン放送関西支社のスタジオから鶴瓶さん、
有楽町ニッポン放送のスタジオから上柳さんの二元生中継でお届けいたしました。
現在ツアー真っ最中の「笑福亭鶴瓶落語会」。
そこでは『山名屋浦里』を披露している回もありますが、
この『山名屋浦里』について、大変興味深いお話が展開されました。
鶴瓶さんの落語「山名屋浦里」と、
現在「赤坂大歌舞伎」で公演中の演目「廓噺山名屋浦里」は、
タモリさんがブラタモリ内で聞いた実話を鶴瓶さんが落語にし、
それを聴いた中村勘九郎さんが歌舞伎でもやりたいと繋がっていった演目。
歌舞伎「廓噺山名屋浦里」が今回5年ぶりの上演、
そして時を同じくして「笑福亭鶴瓶落語会」にて鶴瓶さんによる「山名屋浦里」が
披露されるという、なんとも特別な年となっています。
先日、その歌舞伎「廓噺山名屋浦里」を鶴瓶さんはタモリさんと一緒に観劇したそうです。
そして、「廓噺山名屋浦里」を観劇した帰り道、
まだ夕方だったこともあり食事へと向かった鶴瓶さんとタモリさん。
近くにあるという蕎麦屋さんへと入っていきました。
その蕎麦屋というのが、かつて“「山名屋浦里」を落語にしよう”と
本格的に話をした蕎麦屋さんだったそうです。
入店してから気付いた2人は、思わず「浦里花魁のえにしやな」と話したとか。
その2人の様子に、話を聞いていた上柳さんは「羨ましいこと」と
その蕎麦屋さんの横っちょで2人のお話を聞いてみたかったと話していましたが、
実際に蕎麦屋さんで食事をしていた2人の会話は、お酒の力もあってヒートアップ。
鶴瓶さんが忘れていたことをタモリさんに引っ張り起こされるような展開となりました。
「あんたね、いいとものメイク室で山名屋浦里の話をしたよね」と話し出すタモリさん。
当時の鶴瓶さんは、タモリさんから初めて山名屋浦里の話を聞いた時に、
「落語にしたらええやん!」と返したそう。
しかし、そこへタモリさんが「じゃああなたやってよ」と言ったところ
鶴瓶さんの返事が“とても冷たかった”と、今でもはっきり根に持っているとのこと。
鶴瓶さんはそのことをすっかり忘れていましたが、
タモリさん曰く、その時の鶴瓶さんはものすごく冷めた顔で
「東京の噺家さんにやってもらったら」と返したそうです。
全く覚えていない鶴瓶さん。ですが、
「言ったよ。冷たい顔して。だからその後に、
なぜあなたにしてもらわないといけないのか、ということを刻々と喋ったんだよ!」
とタモリさん。
それすらも鶴瓶さんはすっかり忘れてしまっていたそうです。
鶴瓶さんが「山名屋浦里」を初めて披露したのは2015年。
つまりタモリさんはそれよりも前からずっと言わずに根に持っていたということになりますね。
その時タモリさんが鶴瓶さんに語った、
“浦里花魁の話を鶴瓶さんに落語にしてもらわなきゃいけない理由”は、
「これは事実の話でしょ。本当にあったことを話すのはあなた得意でしょ」とのこと。
まさに鶴瓶噺では実際に鶴瓶さんの身の回りで起こったことを2時間たっぷり話すステージ、
番組でも“こんなことある!?”な出来事をお話くださいます。
そんな鶴瓶さんが落語にする、ということが大事なんだとタモリさんは考えていたそうです。
そのお話を蕎麦屋さんで改めてされるまで忘れていた鶴瓶さん。
上柳さんは、「それは枕で話すべきお話では・・・?」と驚いてしまいました。
番組では他にも、落語を観た宮藤官九郎さんから絶賛のメールが届いたお話や、
立川談志師匠のお話、菅田将暉さん小松菜奈さんのご結婚のお話、
皆既月食に興味がない?鶴瓶さんのお話など、
盛りだくさんでお送りいたしました。
<11月21日にお届けしました曲>
猫 / DISH//
キンモクセイ / オレンジスパイニクラブ
たぶん / YOASOBI
あなただけ / 長谷川白紙
いい日になりそう / ヤユヨ
エンディングテーマ曲は「日曜日の夕方フレンド / 堀尾和孝」です。
「日曜日のそれ」では、みなさんからいただいたメール&ハガキを読まれた方に
鶴瓶師匠が歌う「姉ちゃんへ」のCDをプレゼントしています。
ラジオ、テレビ、落語、ライブ、旅、海外と忙しい鶴瓶師匠です。
ぜひどこかで見かけた時は、その様子をメールまたはおハガキに書いて
送ってくださいね。
★メールの方は、tsurube@1242.com
★おハガキの方は、〒100-8439 ニッポン放送 笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ係
どんなことでもいいので、メール、おハガキをお待ちしています。
また、この番組はポッド・キャスティングで聴くことが出来ます。
毎週火曜日に更新されます。
詳しくはニッポン放送のホームページをご覧ください。
2025.07.28
7月27日放送後記 40歳“不惑”の歳に落語家に転身した月亭方正!
今回は、ゲストに落語家の月亭方正さんがお越しくださいました。 月亭方正さんといえば、2008年に落語家に転身。 鶴瓶さんも改めてちゃんと聞くのは初めてだというその...
2025.07.22
7月20日放送後記 “喋る仕事をしている人あるある”な出来事「なんて日だ!」
今回は、鶴瓶さんと上柳さんがのおふたりで有楽町のスタジオからお届けいたしました。 鶴瓶さんは収録の数日前に、6月に結婚発表をしたバイきんぐ・小峠英二さんとその奥さん...
2025.07.14
7月13日放送後記 ネイマール選手と肩を並べられて「恥ずかしい、言わんといてくれ!」
今回は、上柳さんがお休みのため鶴瓶さんとくり万太郎さんのおふたりでお届けいたしました。 このようにお話しするたびにちょっとした小競り合いになるお二人ですが、 今回は“...
2025.07.07
7月6日放送後記 スイス帰国後の疲れた体で、さんまさんに会う恐怖?!
今回は、有楽町のスタジオから鶴瓶さんと上柳さんのおふたりでお届けいたしました。 この日の収録の数時間前にスイスから帰国したという鶴瓶さん。 『家族に乾杯』のロケで...
2025.06.30
6月29日放送後記 令和の昭和歌謡少女・梅谷心愛に鶴瓶が笠置シズ子の縁を話す!
今回は、スタジオに令和の昭和歌謡少女・梅谷心愛さんがお越しくださいました。 梅谷心愛さんは2023年11月以来、2度目のご登場。 現在は17歳になられたそうです。...