放送作家の高須光聖さんがスタジオにお越しくださいました。
鶴瓶さんとは長いお付き合いのある高須光聖さんですが、
ゲストとして登場するのは初めて。
というのも、高須光聖さんは8月に「おわりもん」という時代小説を発売。
“どんでん返しの連続から予測不能な結末へ!”という本作について詳しくお話を伺いました。
「おわりもん」は、戦国時代・本能寺の変で織田信長が生き残るところからはじまります。
タイトルにある「おわりもん」とは、
地位も名誉も親もお金もない者を総称した高須光聖さんの造語で、
主に主人公の五郎左衛門と又兵衛の二人組のことを指しています。
実はこの言葉が生まれたのには、高須光聖さんの5歳になる娘さんが大きく関わっているとか。
娘さんがひらがなの練習中、そのノートをチラと見ると
そこに“おわりもん”と書いてあるように見えたそうです。
その瞬間から「おわりもんって面白い言葉だな」と思い、そのままタイトルに。
思わぬところからこのお話は生まれていたようです。
そしてこの本の主人公二人組は関西弁で、何事も笑い飛ばせるような痛快なキャラクター。
高須光聖さんご本人が兵庫県の出身でもありますし、
何より登場人物が関西弁で喋っている方が硬く暗い時代のあれこれも、
さらっと言うことができるという意図もありました。
関西弁でしゃべくる五郎左衛門と又兵衛のやりとりを呼んでいると、
高須光聖さんと幼少の頃より親交のあるダウンタウンの二人が思い浮かびます。
そんなダウンタウンの松本人志さんは、実は昔から鶴瓶さんのことを、
“本当に面白い人”、“もっと評価されるべき!”と褒めているそう。
それを聞いて鶴瓶さんはニヤニヤ。
さらに、“お笑いBIG3に入るべき!”という評価に
思わず飲んでいたコーヒーを噴き出してしまいました。
未だに街を歩いていても「文珍さんですか?」と間違われることのある鶴瓶さん。
「BIG3ならオーラがあるから間違われへんねん・・・」とつぶやいていました。
“何も持っていない”けど明るい主人公たちが、
ひょんなことから人生の大転換がはじまる「おわりもん」は、まるで落語のような痛快さ!
ぜひお手に取ってみてください。
(ちなみに、作中の言葉も鶴瓶さんに馴染みのある関西弁で読みやすい・・・のですが、
鶴瓶さんの回答は“読まない”でした。)
<9月22日にお届けしました曲>
Drive / WANIMA
GONG / WANIMA
ともに / WANIMA
エンディングテーマ曲は「日曜日の夕方フレンド / 堀尾和孝」です。
「日曜日のそれ」では、みなさんからいただいたメール&ハガキを読まれた方に
鶴瓶師匠が歌う「姉ちゃんへ」のCDをプレゼントしています。
ラジオ、テレビ、落語、ライブ、旅、海外と忙しい鶴瓶師匠です。
ぜひどこかで見かけた時は、その様子をメールまたはおハガキに書いて
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