徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー

2025.06.14

昭和歌謡のメモリーを語る!松崎しげる登場

今回は『愛のメモリー』の大ヒットでも知られる歌手の松崎しげるさんをお招きし、昭和歌謡黄金時代の思い出や交遊録について大いに語っていただきました。

盟友・西田敏行さんとの話題では、共に経験した下積み時代についての驚きのエピソードも飛び出しました。

松崎:(西田さんについて)ずっと年も知らないんで1年過ごしたもんで、

   2つ年上なんだけど、さん付けできないんですよね。

  「西やん!西やん!」「松ちゃん!松ちゃん」とかって言い合ってたから

   ずっとそれで六本木で売れない頃から“ブタとごぼう”って言われてね。

石川アナウンサー:“ブタとごぼう”ですか?(笑)

松崎:最初、俺が真っ黒でギターを弾いてね。あいつが“ぷっくり”しちゃって。

   それで半ズボンにビーチサンダルでいつもね、

   六本木のクラブで歌ってたんですよ。

徳光:西田さんと松崎さんと?そんな時代があったんですね!

松崎:“ブタとごぼう”ってすごい有名だったんですよ。

徳光:ショーパブみたいなとこ?

松崎:ショーパブっていうか、普通のクラブですね。

   僕の知ってる先輩がやってるお店ですね。

   だから六本木で有名だったのは

   僕ら“ブタとごぼう”と“ビジーフォー”なんですよ。

   ビジーフォーは確立されたしっかりした

   ショーマンシップに則ったものをやる。

   僕らはもういい加減。二人でもう即興の歌とか言うから!

その後、その姿がとあるテレビプロデューサーの目に留まり、西田さんと2人でお昼の生放送番組を担当することになった松崎さん。「2人で喋りっぱなし!」と当時のことをテンション高く懐古する場面も見られました。

もともと宇崎竜童さんに導かれて、プロの歌手になったという松崎さん。そのデビューに至った経緯についてトークを展開。

松崎:1968年18歳の時、大学受かって

   それで僕らバンドやってて練習をしてた時に、

   宇崎さんがスタジオに入ってきて「お前らプロにならない?」って言ってくれて

   「嬉しいね」って思って、即自分達でバンドを結成してやりましたね。

徳光:それは”ミルク”?

松崎:そうです。学生の時に別のバンドをやってたんですけど

   みんなやっぱり将来的なこととか家を継がなくちゃいけないと思うんで、

   プロを目指してるメンバーを集めましたね。

錚々たる先輩達の中でデビューした松崎さんでしたが、自分たちをマネージメントしていた宇崎竜童さんがダウン・タウン・ブギウギ・バンドで大ブレイク。さらには、ミルクの一員だったトミー(日高富明)さんもガロを結成し同じくブレイク。

この時のことを松崎さんは「拍手する気持ちと、情けない気持ちといっぱいでね。だから紅白歌合戦、もうなんか見られなかったですね」とソロデビュー前の苦い経験を振り返りました。

 

松崎さんの出演シーンはこちらのURLからもお聞きいただけます
https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20250614054400

 

 

お知らせ

放送でも流れた『もしもピアノが弾けたなら』(歌:松崎しげる)が配信中。

こちらからお買い求めいただけます。

 

また、同じく話題に上がった松崎さん主催のイベント

『黒フェス』が、9月6日(土)に東京・豊洲PITで開催されます。
詳細は、公式HPをチェック!

 

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    徳光和夫
    (とくみつ かずお)

    1941年東京都出身。趣味は野球観戦、駅伝観戦、音楽鑑賞、落語鑑賞など。高校時代、長嶋茂雄が東京六大学野球新記録(当時)となる本塁打を放ち、嬉しさから小躍りしながらベースを回る姿を見て「人生のすべてを長嶋茂雄にささげよう」と決意したほどの長嶋ファン。

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    石川 みゆき
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    石川 みゆき<br> (いしかわ みゆき)

    石川 みゆき
    (いしかわ みゆき)

    東京都出身。ニッポン放送入社後、『高嶋ひでたけのお早う!中年探偵団』などでアシスタントを務めた。1989年にフリーになった後も、ニッポン放送『ショウアップナイターネクスト』始め様々な番組を担当する。その明るい声と安定した語りは、ラジオリスナーから強い支持を得ている。

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