今回は、今年2月に開催されたテイチク創立90周年のコンサートで徳光さんとも共演した美貴じゅん子さんにお越しいただきました。

8歳の頃、小林幸子さんの『おもいで酒』を聞き歌手を目指したという美貴さん。その経歴に徳光さんも驚きの反応を見せました。続けて美貴さんの下積み時代やデビュー後に影響を受けた曲や歌手についての話題に。

徳光：夢を諦めなかったんですね。

美貴：やっぱり“やめたら終わり”信じるものは自分の精神でしたね。

　　　それに喉を大切にはしていました。

徳光：そういう時に影響を受けた歌ってある？

美貴：坂本冬美さんの歌ですとか、ふだん仲良くさせていただいている長山洋子さん。

　　　もう20何年のお付き合いさせてもらってるんですけど、

　　　洋子さんとは、私がアルバイトしてるときも、ずっと親しくさせていただいて、

　　　飲みに行ったり「諦めないで頑張って」って言ってくださったりしました。

　　　あとは、よく新曲をいただいてたので、

　　　洋子さんの歌はしょっちゅうカラオケでも歌ってました。

徳光：それはまあ、みんな同じ演歌の仲間じゃないですか。

　　　例えばJ-POP系なんかで、

　　　演歌の評価としましてですね。“歌が染みる”と、“それで残る”と、

　　　それがまあ演歌だと思うんですけれども。

　　　あいみょんさんとか、Adoさんにしても、

　　　“刺さる”っていうだろ今の若い人は？

　　　そういう刺さった歌は？

美貴：私は髙橋真梨子さんが大好きで先日も国際フォーラムに行ったのコンサートにも。

徳光：一番、最後のコンサートにも？

美貴：4月11日に行かせていただきました。 もう髙橋真梨子さんの歌は、

　　　ほぼ全部歌詞見なくても歌えるというぐらい。 私の手帳のしおりも髙橋真梨子さんですし、

　　　それこそコンサートでもぜひ歌わせていただこうかなと思ってるぐらい大好きなんです。

徳光：どこでもスナックできるわけですね。髙橋真梨子さんの歌全部知ってるからね。

　　　でもそういう意味で髙橋真梨子さんの歌で”刺さった”のはあるの？

美貴：『ごめんね…』とか『for you…』とか『桃色吐息』は、

　　　当然オーディションとかで受けたり、子ども心に歌ってましたけど、

　　　『ごめんね…』は、ホントにすごく胸に刺さる一曲です。

徳光：そういう刺さる曲があると、やっぱりちょっと違うと思うんでね。

　　　僕はもう聞き手だからね、なんか“沁みるな”とか”残るな”という感じなんで、

　　　本物の歌手の人たちはやっぱりね、どこかしら、音楽という広い幅を持たせて刺さる曲っていうのはあったんじゃないかなと思って。 

美貴：あとはやっぱり声ですね。

徳光：声か？

美貴：曲も、もちろんそうですけど、じゃあ、他の方がこの曲を歌ったら違っただろうなと思うので、

　　　やっぱり髙橋真梨子さんの声だなと。

徳光：やっぱりあの声だよな。

美貴：そしてやっぱり演歌界では、小林幸子さんのあの声が沁み入ります。

その後、美貴じゅん子さんの芸名の由来についてのトークを展開。

徳光：“美しい”に貴婦人の”貴”に、じゅん子の“じゅん”これひらがなにしたのは？

美貴：テイチクレコードの上司の方が結構みんなで、私も含め投票したんですよ。 

　　　それぞれの名前を。そしたらいろんな名前が出てきたんですけど、

　　　当時の部長さんが「発表します」って言って、黒板にこの字を書いて

　　　これになりました。

　　　美しいに貴いにしたのは、字が線対称になるとヒットすると。

　　　川中美幸さんとか天童よしみさんとか。

　　　それで名前の中にひらがなが入るっていうのは、

　　　とても縁起がいいと。美空ひばりさんや都はるみさんとか。

徳光：天童よしみちゃんもだよね。

美貴：なんかそんなようなことをいろいろ混ぜてこうなりました。

　　　本当のことはよくわからないですけど、とても名前は気に入っています。

本名の表記では、純粋の純で”純子”とのことで、その説明中に思わず照れる美貴さんに、徳光さんも「そこで笑うことないでしょう。純粋じゃないの？」と諭す一幕もありました。

その他、ゲストゾーン全編はこちらからもお聞きいただけます。
https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20250510063925

お知らせ

■『デビュー30周年記念パーティー』

６月２２日（日）午前１１時

場所：ホテルニューオータニ

※司会は徳光さんです！

詳しくは美貴じゅん子さんのインスタグラムでご確認ください。

■新曲『流氷たずね人』が6月18日に発売されます！

曲は、上記radikoタイムフリーからもお聴きいただけます。

■「30周年記念アルバム 夢ある限り」発売中！

詳しくは、こちら　から！