徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー

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2025.05.03

俳優・コメンテーターとしても活躍・落語家の林家三平師匠登場!

今回は、落語家・二代目林家三平師匠をお招きしました。同じジャイアンツびいきということもあり徳光さんとは巨人のトークでも盛り上がりましたが、父でもある初代林家三平師匠の話題でも盛り上がりました。

徳光:今、初代のなかなか伝えられないんだけ
   ういありますかね

三平:にかく、うちの足袋はいつもでした。
   普通、白足袋って綺麗なんですよ。
   なんでかっていうと、帰ろうとするお客さんを
   高座から飛び降りて止めちゃうんですよ。

徳光:はぁ

三平:お客さんが「ちょっと、はばかり(トイレ)行くんだよ」って言ったら
   これが“本当の膀胱(ぼうこう)事件”っていってね。

徳光:(笑い)

三平:全部、巻き込んじゃうんですよね。
   新宿末廣亭もだし、上野もそうだし、浅草演芸ホールもそうだし、
   お客さんを返さない。 どうにか止めようとする。

徳光:なるほど、これはもう非常に三平師匠を物語っていると思うんですよね。

型破りな三平師匠のスタイルに徳光さんも「動物園の檻の中の動物みたいね」と笑いつつコメント。

 

その後、2009年に両国国技館で行われた林家三平襲名披露公演について振り返る一幕も。

三平:あの時はもう時間に追われてて、物事を考えて、
   じっくりとこう深く見るってことができなかったですね。
   “襲名するんだ”ってことを頭の中に叩き込んでた状況でした。
   自分の中でクリエイトをするにはどうすればいいかってことを
   考える時間がなかったんです。 とにかく“三平になるんだ”
   ていう暗示をかけてるしかなかったんで。

徳光:そういう意味では、父上がやっぱり残してくれた言葉で、
   “笑わせる腕になるまで泣く修行”っていう。
   これはいつまでもやっぱり座標軸になります。

三平:それともう1つは“芸は人なり”という、この2つの言葉が
   僕の主軸になっているような気がしますね。

徳光:お父さんは、そういう言葉を残してるんだよね。
   それを重く感じないようにならなければ、いかんのだよねって。

三平:まぁそこなんですけど、重く感じるっていうか、
   重く感じさせようとする人もたくさんいますから。
   でもいいんです。父は初代だし、立派な人ですから、
   「じゃあ2代頑張りなさいよ」って言ったら
   “それが荷(心配事・心配事)だい!”なんて言ったりなんかして

徳光:(笑い)

徳光さんとも白熱したジャイアンツの話題になぞらえて「野球と一緒で芸人は守備がうまくないダメですね」と締めくくりました。

今シーズンのジャイアンツの話題など、ゲストゾーン全編はこちらからもお聞きいただけます。
https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20250503063930

 

 

お知らせ

■ねぎし三平堂

初代・三平さんの数々の写真をはじめ、愛用した生活用具、出演した番組の台本やネタ帳など、
およそ3000点が展示されている三平さんの笑いの精神を受け継ぐ空間です。

場所:台東区根岸

営業時間:水曜と日曜の午前11時から午後4時まで。

料金:お一人様 1000円

詳しくは「ねぎし三平堂オフィシャルサイト」でご確認ください。

 

■初代林家三平 生誕100年記念興行

6月11日(水)から20日(金)で開催
場所:浅草演芸ホール

詳しくは、こちらを参照ください。

 

 

 

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    徳光和夫
    (とくみつ かずお)

    1941年東京都出身。趣味は野球観戦、駅伝観戦、音楽鑑賞、落語鑑賞など。高校時代、長嶋茂雄が東京六大学野球新記録(当時)となる本塁打を放ち、嬉しさから小躍りしながらベースを回る姿を見て「人生のすべてを長嶋茂雄にささげよう」と決意したほどの長嶋ファン。

  • 石川 みゆき<br> (いしかわ みゆき)
    石川 みゆき
    (いしかわ みゆき)
    石川 みゆき<br> (いしかわ みゆき)

    石川 みゆき
    (いしかわ みゆき)

    東京都出身。ニッポン放送入社後、『高嶋ひでたけのお早う!中年探偵団』などでアシスタントを務めた。1989年にフリーになった後も、ニッポン放送『ショウアップナイターネクスト』始め様々な番組を担当する。その明るい声と安定した語りは、ラジオリスナーから強い支持を得ている。

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