徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー

2025.01.18

低音ボイスが魅力。演歌歌手・山川豊登場!

今回は、演歌歌手の山川豊さんにお越しいただき、現在闘病中のがんにまつわるお話や師匠・村田英雄さんのトークなどをお届けいたしました。 

がんにかかって1年が経過したと話す山川さん、それでも明るいトーンで闘病について触れる一幕も。

山川:がんになって半年くらいしてかな。

   少

   朝に「“ん”今日も1日よろしくおねがいします」

   って声をかけるわけですよ

徳光:そういう“がんちゃん”か…調か?

山川:い、ね。

徳光:そうですか。

山川:1ね、し、

   そど、の。

   よ。よ。

   ね。

   と、よ。

徳光:そうだよね。

山川:も一時間の。

   我ら、お薬もあるんですけどね。

徳光:でもね、本当にこうして、

   声もさあ、張りのあるいい声じゃないですか。

   『年忘れにっぽんの歌』ね、

   弟でど、

   いね。た。

   でね。ど…

   い

山川:僕もそうなんですよ。

徳光:そういう対応の方がいいでしょう?

山川:僕もやっぱり歌を歌ってると忘れちゃうんですよね。

   これ病気だったのみたいな

徳光:もう。そうしましょう。

コンディション面で問題がある日を送りつつも、自身の病気については前向きに考えるようにしているという山川さんから終始明るい雰囲気が漂っていました。

その後、話題は村田英雄の話題に。山川さんの曲『函館本線』のレコーディングの際の苦労エピソードを告白。

山川:『函館本線』がもう歌えなくて何回もチャレンジしました。

   村田ん曰く「もう工場に送ってあるから、もう一回だけあのレコーディングやろう」

   って言ってね。7、8人ディレクター変わりましたよ。

徳光:『函館本線』で?

山川:はい。あれ歌うのに1年かかったんですから。

   レコーディングにするのに全部こぶしを取られて

   で、その取られたのが山川豊になったんですよね。

徳光:なるほど。それがあの歌。

   新人の頃から、全く今までにない歌い方で。

山川:そうなんですよ。

徳光:低いトーンで、歌っててね。

   で、豊ちゃんこうなると声が変わるんだよ。

   それがまた魅力的なんだよ。

また村田さんの厳しさを表すエピソードとして仕事でいろんな歌手と一緒になった際、多くの出演者が素通りし「どういう教育してんだ!あいさつがないじゃねぇか!」と叱られた経験も明かしました。

その他、ゲストゾーンはこちらからお聴きいただけます

https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20250118063920

 

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    徳光和夫 <br>(とくみつ かずお)

    徳光和夫
    (とくみつ かずお)

    1941年東京都出身。趣味は野球観戦、駅伝観戦、音楽鑑賞、落語鑑賞など。高校時代、長嶋茂雄が東京六大学野球新記録(当時)となる本塁打を放ち、嬉しさから小躍りしながらベースを回る姿を見て「人生のすべてを長嶋茂雄にささげよう」と決意したほどの長嶋ファン。

  • 石川 みゆき<br> (いしかわ みゆき)
    石川 みゆき
    (いしかわ みゆき)
    石川 みゆき<br> (いしかわ みゆき)

    石川 みゆき
    (いしかわ みゆき)

    東京都出身。ニッポン放送入社後、『高嶋ひでたけのお早う!中年探偵団』などでアシスタントを務めた。1989年にフリーになった後も、ニッポン放送『ショウアップナイターネクスト』始め様々な番組を担当する。その明るい声と安定した語りは、ラジオリスナーから強い支持を得ている。

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