徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー

2021.07.24

ソフトボール日本代表元監督・宇津木妙子さん

本日は、リモートで宇津木妙子さんにご出演いただきました。

 

日本女子ソフトボール界の功労者で、ソフトボールを日本に広めたとも言える宇津木妙子さん。現在では、神解説としても中継に欠かせない存在となっています。

中学生の頃、友人がソフトボールをやっており、その友人と一緒に帰れるということがソフトボールを始めるきっかけとなりました。そして入ったソフト部で顧問の先生に個性を活かせと言われ、スポーツで一番になって母親を見返そうという気持ちからソフトボールに本格的に没頭するようになったようです。

ソフトボールの魅力としては、チームスポーツではあるものの、個の部分も重要で、ピンチになっても周りに助けられたり、壁にぶち当たってカバーしてもらえたり、また、自分もピンチの人を支えたりする部分ということです。人生にも同じことが言え、教育にももっとソフトボールを取り入れてもいいのでは?とも語っていただけました。

そんな宇津木さん、試合前やバスでの移動中などは加山雄三さんの曲を聴いてその歌声、波の音を心の支えにしていたそうです。意外にもメンタル面は弱いという意外な一面も見れました。

 

宇津木さんの代名詞とも言える”速射砲ノック”は、選手をいかに休ませず、気を抜かせずに練習させるかということで編み出したノック法だそうです。その厳しい練習もあり、当時の徳光さんも絶賛の名遊撃手・安藤美佐子さんの活躍にもつながりました。

今回のオリンピックに関しては、女子ソフトボールはトーナメントではなく、総当たりリーグというルールもあって手の内を見せずに最後まで勝ち進むことが重要とのことでした。具体的な選手名などは下記のradikoタイムフリーで是非お聞きください。また、現在の戦法についてですが、アメリカなどが小技を取り入れ、日本がホームラン攻勢で勝っていくという、以前とは試合スタイルが逆になってきている部分もあるそうです。

終盤には、不動のエース・上野由岐子選手に関してのお話にもなりました。走り込み、投げ込みは満足するまで徹底的にやりこみ、食事などの節制もストイックに行うことで、他の選手には真似できない連投できるタフさ、強靭さを備え持っているとのことです。

最後に、今回の女子ソフトボール代表に対して、「”金”じゃないと困る」と激励の言葉で締めくくっていただきました。

 

radikoタイムフリーはこちらから

https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20210724063959

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  • 徳光和夫 <br>(とくみつ かずお)
    徳光和夫
    (とくみつ かずお)
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    徳光和夫
    (とくみつ かずお)

    1941年東京都出身。趣味は野球観戦、駅伝観戦、音楽鑑賞、落語鑑賞など。高校時代、長嶋茂雄が東京六大学野球新記録(当時)となる本塁打を放ち、嬉しさから小躍りしながらベースを回る姿を見て「人生のすべてを長嶋茂雄にささげよう」と決意したほどの長嶋ファン。

  • 石川 みゆき<br> (いしかわ みゆき)
    石川 みゆき
    (いしかわ みゆき)
    石川 みゆき<br> (いしかわ みゆき)

    石川 みゆき
    (いしかわ みゆき)

    東京都出身。ニッポン放送入社後、『高嶋ひでたけのお早う!中年探偵団』などでアシスタントを務めた。1989年にフリーになった後も、ニッポン放送『ショウアップナイターネクスト』始め様々な番組を担当する。その明るい声と安定した語りは、ラジオリスナーから強い支持を得ている。

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