高田文夫のラジオビバリー昼ズ

2020.12.16

「100日後に死ぬワニ」作者 きくちゆうきさん!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
今週のラジオビバリー昼ズは・・・
◆月曜日
片岡鶴太郎さん!
◆火曜日
大河内志保さん!
◆水曜日
きくちゆうきさん!
◆木曜日
音楽道場破り音楽道場やぶり『野球マンガ・アニメ リクエスト』
◆金曜日
週刊IQクイズ!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

きょう水曜日の担当… 昇太さんと乾さん

本日のゲストは漫画「100日後に死ぬワニ」作者きくちゆうきさん


日本中で話題になった人気作「100日後に死ぬワニ」作者・きくちゆうきさん登場!

昇太「どんな感じの人かと思ったら、ふつうのお兄ちゃん!!」
きくち「よく言われます。」
昇太「いま何歳なんですか?」
きくち「34歳です。」

きくちさんの作品には動物が登場することが多いですが、
かならず「100日後に死ぬ」などの前置きがついたタイトルです。

昇太「何かがついてるのはこだわりですか?」
きくち「何かをつけると、見てくれる人が気にかけてくれますね」

話題作『100日後に死ぬワニ』は毎日投稿の作品
さぞ、大変だったんじゃないですかね。。。

乾「サボりたくならないんですか」
きくち「タイトルで言っちゃってるんで(笑)」
昇太「自分を縛ってたんだ!ストックとかなかったの?」
きくち「ありましたよ。その日になって内容を変えることもありました」
昇太「じゃあ未発表の作品も?」
きくち「ありますね。」

昇太「あれはどういうきっかけで?」
きくち「ぼくらも最終的に消えちゃうじゃないですか。『あれやったほうがいいな、これやったほうがいいな』っていうのを、どうやって伝えようか考えて、あのタイトルとあの形式でやりました」
乾「死までのカウントダウンは目が離せなくなりますよね。みかんを食べたり、M1を見たりね。」
きくち「その日が差し替えた日でした。」
乾「あ、M1の日!?」
きくち「みんな見てるし、ワニも見てるだろうなって思って。」

乾「作品を受けて、ネット上ではいろんなコメントや解釈もありましたよね。」
きくち「コメントはぜんぶ見てました。僕も思いつかないようなことも書いてあって、『ああそういうのもあるなぁ』って。」
昇太「反響を感じたのは?」
きくち「1日目に、あれ?様子がおかしいなって。で、2日目に下がっていくだろうと思ったら下がってなくて、これはって。」
乾「まわりの現実は変わりましたか?」
きくち「それは変わってないし、変えたくないと思ってました。」

さらに
最終回の投稿が普段の時間よりも遅れたのには理由がありました!

きくち「みなさんが7時の公開を待ってる状態だったので、ネズミたちと同じ視点にしたいと思って、公開を遅らせました。待っていないで行動していれば違う未来があったのかもしれないなって。
1コマ目のセリフも『おせーな』なんですけど、
現実の人もネズミも同じ気持ちなんですよね。
「80日くらいからネズミの方に視点をズラしていって
徐々に現実の人の目線をキャラクターとリンクさせていきました」


絵の勉強はしてないです。高校出て、アルバイトしながら暮らしていて『絵を本気で描きたいな』って思ったんです。

やりたいことがあったのにやらずに終わるのはダメだなって思ったんです。
それで会社を27歳でやめて、いまのイラストレーターの仕事をやっています。
乾「やってみてどうですか」
きくち「すごく上手く描いても伝わらないときがあるんです。特色がないとダメなのかな?って思いますね。自分の絵は『きくちの絵だ』って思ってもらえるような線にしたいと思っています。」
「人を描くのが苦手で、なにかを擬人化してることが多いですね。」

昇太「種岡泰治さんって漫画家が昔いたんですけど、後ろに描いてある山の線が、ふつうの山なんだけど、なんかおもしろいんだよね。字もそうだなって思うけど、絵もそうだなって思う」
乾「描いている様子を映した動画をアップされてますけど、余白がないですよね」
きくち「基本、余白はないですね(笑)」

【きくちゆうきさんの『イラストレーターでよかったこと』ベスト3】

第3位 『良くも悪くも自分次第』

きくち「遊びに行くとか仕事するとか、自分次第なのが自分に合ってますね」
乾「ストレスはないんですか?」
きくち「アイデアが浮かばないときはありますけどね」

第2位 『朝8時起きじゃない』

きくち「朝早いのがつらいんですよね」
昇太「バイトのときは」
きくち「夜勤でしたね(笑)」
乾「最近は?」
きくち「夜中2〜3時に寝て、昼に起きます」
昇太「ごはんとかはどうしてるの?」
きくち「ごはんは奥さんがいるので。作ってくれてます」
乾「今日は??」
きくち「きょうは8時起きだったんで大変でした」

第1位 『出会い』

きくち「この仕事してなかったら、こんなに多くの人と出会ってないと思います」
乾「イラストレーターって基本1人じゃないんですか?」
きくち「イベント出たりとか、いろんな場所に行ったりして、そこで出会いがありますよね」
乾「なんかシャッターに絵を描く仕事もやられてましたよね」
きくち「2月だったんですけど、お店の営業時間外だったので、夜中で寒くて辛かったですね」
昇太「もうやりたくない?」
きくち「いや、もうちょっと考えてやりたいですね」

~~きくちゆうきさんのお知らせ~~
◎単行本「100日後に死ぬワニ」小学館より販売中!

◎単行本「SUPER SUPER どうぶつーズ」リイド社より販売中!

◎単行本「何かを掴んでないとどこかに飛んで行っちゃうアザラシ」一迅社より販売中!

くわしくは、きくちゆうきさんの公式サイト
「STUDIO KIKUCHI」をチェック!

もう一度聴きたい方は・・・
『ラジコのタイムフリー機能』
でご確認ください!
12月10日(木)午前5時までご視聴いただけます。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

【本日のオンエアー曲】  
①  PARFECT LOVE / 50TA

②  葛飾ラプソディー / 堂島孝平

③  笑えれば / ウルフルズ 

④  残照 / 山内惠介

⑤  大空と大地の中で / 半崎美子

最新番組ブログ
パーソナリティ
  • 高田 文夫
    高田 文夫
    高田 文夫

    高田 文夫

    1948年渋谷区生まれ、世田谷育ち。日本大学芸術学部放送学科在学中は落語研究会に所属。卒業と同時に放送作家の道を歩む。「ビートたけしのオールナイトニッポン」「オレたちひょうきん族」「気分はパラダイス」など数々のヒット番組を生む。その一方で昭和58年に立川談志の立川流に入門、立川藤志楼を名乗り、'88年に真打昇進をはたす。1989年からスタートした「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」は4半世紀以上経つも全くもって衰えを知らず。

月曜アシスタント
  • 松本 明子
    松本 明子
    松本 明子

    松本 明子

    1966年香川県生まれ。82年「スター誕生!」で合格し、翌年歌手デビュー。
    『DAISUKI!』や『進め!電波少年』、『TVチャンピオン』シリーズなどに出演し、明るく親しみやすいキャラクターで人気を確立する。
    最近ではNHK連続テレビ小説「花子とアン」にもレギュラー出演を果たし、女優としても活躍中。「ビバリー昼ズ」には番組開始時より参加。
    2012年1月から約16年ぶりにレギュラー復帰、現在、月曜レギュラーを担当している。

火曜アシスタント
  • 東 貴博
    東 貴博
    東 貴博

    東 貴博

    1969年台東区浅草生まれ。
    萩本欽一主宰「欽塾」を経て、1994年にお笑いコンビ「Take2」を結成。
    『ボキャブラ天国』への出演をきっかけに人気を博す。
    多くのバラエティ番組やラジオで活躍するほかドラマ・舞台で活動、三宅裕司氏主宰の熱海五郎一座では不動のバイプレーヤー。
    現在『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』(テレビ東京)、『和風総本家』(テレビ大阪)、『女神のマルシェ』(日本テレビ)、『おはよう朝日です』(朝日放送)、『なるほどプレゼンター!花咲かタイムズ』(CBC)にレギュラー出演中。

  • 黒沢 かずこ
    黒沢 かずこ
    黒沢 かずこ

    黒沢 かずこ

    1978年茨城県ひたちなか市に生まれる。
    1998年に大島美幸・村上知子とともに「森三中」を結成。
    2001年に『進ぬ!電波少年』(日本テレビ)の企画「電波少年的15少女漂流記」に参加。
    森三中としてテレビの露出も増え始める。

    現在は『世界の果てまでイッテQ』(日本テレビ)などにレギュラー出演中。

    昔から地方のラジオを聴くほどラジオ好き。
    「オールナイトニッポン」をはじめ、数々の番組に匿名でメール投稿をしていた、という噂も。

水曜アシスタント
  • 乾 貴美子
    乾 貴美子
    乾 貴美子

    乾 貴美子

    1975年東京生まれ。立教大学在学中に『ニュースステーション』(テレビ朝日系)の天気コーナーを担当し、現在はテレビ・ラジオ・雑誌連載等を中心に活動。
    趣味のラッピングはコーディネーターの資格を取得するほどの凝り様。環境問題にも積極的で、第一回環境社会検定試験(eco検定)にも合格。
    また主婦として商品やサービスについても研究し、07年に消費者力検定2級にも合格している。
    オフィシャルブログ 乾貴美子の「お熱いのがお好き」http://ameblo.jp/kimiko-inui/

  • 春風亭 昇太
    春風亭 昇太
    春風亭 昇太

    春風亭 昇太

    1959年静岡県生まれ。1982年春風亭柳昇に入門。
    新作落語の創作活動に加え、独自の解釈で古典落語に取組み、2000年には芸術祭大賞も受賞。演劇への出演も多く、ミュージシャンとのライブも意欲的に行なうなど、ジャンルを越えて活動している。
    一方、長年にわたる「お城めぐり」が高じ、著書の発行、城郭フォーラムのパネラー、講演、城イベントの出演も多い。現在、日本テレビ『笑点』大喜利メンバー(日本テレビ)、『あなたが主役50ボイス』(NHK)出演中。

木曜アシスタント
  • 清水 ミチコ
    清水 ミチコ
    清水 ミチコ

    清水 ミチコ

    岐阜県生まれ。1983年よりラジオ番組の構成作家を始め、次第に出演もするようになる。
    1987年、フジテレビ「冗談画報」にてテレビデビューし、同年「笑っていいとも!」で全国区デビューを果たす。現在『スタジオパークからこんにちは』(NHK総合)、『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』(テレビ東京系)などにレギュラー出演中。著書に「主婦と演芸」(幻冬舎)、DVDに「私という他人」(ソニーミュージック)、CDに「趣味の演芸」(ソニーミュージック)などがある。

  • ナイツ
    ナイツ
    ナイツ

    ナイツ

    2001年ボケの塙と、ツッコミの土屋の漫才コンビを結成。
    内海桂子の弟子として活動。2003年漫才協団(現・漫才協会)・漫才新人大賞受賞。2008年お笑いホープ大賞THE FAINAL優勝&NHK新人演芸大賞受賞。
    M-1グランプリでは2008年、2009年、2010年3年連続で決勝進出!!THE MANZAI2011準優勝。落語芸術協会、三遊亭小遊三一門として寄席でも活躍中。
    現在チバテレビ「ナイツのHIT商品会議室」などにレギュラー出演中。

金曜アシスタント
  • 松村 邦洋
    松村 邦洋
    松村 邦洋

    松村 邦洋

    1967年山口県生まれ。高校時代は数多くのラジオ番組にものまねで電話出演。
    大学進学後、バイト先のテレビ局で片岡鶴太郎に認められ上京、芸能界入りする。
    ビートたけし、掛布雅之など、これまでにないしゃべりものまねを確立、特に高田先生のものまね「バウバウ」は、定番ギャグとしてブームになった。
    その後、「オールナイトニッポン」「進め!電波少年」「探偵!ナイトスクープ」などにレギュラー出演。
    「ビバリー」入りは1992年から。阪神タイガースと大河ドラマをこよなく愛する。

  • 磯山 さやか
    磯山 さやか
    磯山 さやか

    磯山 さやか

    1983年茨城県生まれ。高校時代、野球部のマネージャーとして過ごし、グラビアアイドル界随一の野球通。
    “ぽっちゃり”ブームを牽引し、女性誌「Ane Can」専属ぷにモデルにも選ばれる。またグラビアのみならずお笑いの舞台にも挑戦、「志村魂」には2010年からレギュラー。
    現在『磯山さやかの旬刊!いばらき』(テレビ朝日)ほか。
    「ビバリー」メンバー入りは一番若く2012年1月から。

  • 過去のブログはこちら