高田文夫のラジオビバリー昼ズ

  • TOP
  • ブログ一覧
  • 国民的な名曲の生みの親! 天城越え・ふたり酒の誕生秘話とは? 作...
2020.01.27

国民的な名曲の生みの親! 天城越え・ふたり酒の誕生秘話とは? 作曲家・弦哲也さん登場!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
今週のラジオビバリー昼ズは・・・
◆月曜日
弦哲也さん!

◆火曜日
SAKURAIさん!

◆水曜日
川中美幸さん!

◆木曜日
音楽道場破り『東へ西へ リクエスト』募集!

◆金曜日
週刊IQクイズ!!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
きょう月曜日の担当… 高田先生と松本明子さん

土曜日、高田先生は有楽町のよみうりホールで行われた落語会へ。
高田「読売新聞の記者から『土曜日の夕刊で高田先生の記事書かせていただきました』なんて言われたんだよ。」
松本「そうですよ見ました!」
高田「散歩会の渡辺君がいたから『読売新聞の夕刊買おう!』って話になったんだよ。」
そんな話をしているのはよみうりホール。
高田「よみうりホールだから売ってるんじゃないですか?
なんて言ってるんだけど売ってるわけないよな(笑)」
結局近くのコンビニを探すことになるも・・・
高田「売ってないんだよ。朝刊は入れてんだけど、夕刊は置いてないんだよ。
夕刊フジとか夕刊ゲンダイとかは置いてあるけど、一般紙は置いてないんだよ」
これは知らなかった方も多いのではないでしょうか。

高田「じゃあ駅行って、キオスクで買おうって話になって、駅員さんに聞いたら
『キオスクなんて無いですよ』って言われちゃってさぁ。俺は衝撃だったよ」
現在、ニューデイズと統合されている店舗もありますが、
数は減少しているのでしょうか。

高田「夕刊が買えない時代だよ」
松本「はぁー」
高田「で、俺はピンと来て、『そうだ!お巡りさんに聞こう』と思って交番行ったんだよ」
松本「え!交番!?」
しかし、警察官の方も夕刊が買える場所は分からず・・・

高田「渡辺と二人で考えてたんだけど、スマホで調べりゃ分かるだろと思って、
渡辺のスマホで読売新聞の取次店を調べたら、
俺たちがいるすぐ目の前にあったんだよ。」
松本「そうなんですか」
高田「そこに電話してさ、『もしもし怪しいもんじゃないんですけど、新聞を売ってくれませんか?』って。」
松本「怪しまれますよ」
高田「【何に使うんですか?】なんて聞かれて、『読みたいんです』って(笑)。
そしたら向こうもビックリしちゃって【一応置いてありますけど、え?今からくるんですか?わざわざ?】って、驚いてんだよ」

そうして取次店に行き、ようやく新聞を買えることに。
高田「じゃあ新聞くださいって言ったら、【はい、50円です】って(笑)」
松本「アッハッハッハ(笑)」
高田「大人が今どき50円の買い物するか?」

取次店の方は【なぜこの人達はそこまでして新聞が欲しいのか?】という顔。
その新聞を1枚めくると…
高田「【あら!ご当人がわざわざ!すいません読売が】だって(笑)」

こうして何とか新聞が買えたところで、夕刊大捜索は終了です

聴き逃した人は・・・『ラジコのタイムフリー機能』でご確認ください!
2月4日(火)午前5時までご視聴いただけます。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
本日のゲストは、作曲家の
弦哲也さん

弦先生と松本明子さんは『名歌復活!弾き語り昭和のメロディー』で共演。
弦「演歌も若い力が育ってほしいから、若いアッコちゃんに期待してるんですよ」
松本「イヤイヤイヤ」
高田「ここだけだよ。若いって言ってもらえるの」

【演歌歌手としての松本明子の評価は・・】
作曲家の先生方の中で、
「アッコちゃんって歌歌えるの?」という話に。
そこで、テストをしてみることに。
お題は『浪速恋しぐれ』
弦「決して上手いとは言えないけど」
松本「アッハッハ笑」
弦「ハートはあるなと感じたんです。だからアッコちゃんに歌を作ってみない?という話になったんです」

松本さんの曲を作るのは日本を代表する作曲家先生方!
本眞人さん、千秋さん、哲也さん、久広司さんの4名!
この4名の頭文字を取って・・・
松本「杉岡弦徳として!」
弦「なんか医者みたいな名前ですね」
高田「時代劇に出て来そうな」

【思い出に残っている作曲ベスト3】
第3位『天城越え』(石川さゆり 1986年発売)
松本「合宿をされたんですか?」
弦「そうですね。作詞家の吉岡治先生などの制作陣で、
舞台の静岡県天城に行って作りました」
高田「実際に行って作ったんですね」
弦「作詞の吉岡さんは、あまり地名を入れたくないと思っていたのですが、
でも、現地に行くとどんどん変わってくるんですよ実際に見ると『浄蓮の滝』とか『天城隧道』とか街を歩くと、どうしてもこの地名を入れたくなったそうですね」
高田「曲もすごいですよ。情念が。」
弦「そうですね。でも嬉しいのが30年以上経っても歌い継がれてるということですね」

第2位「ふたり酒」(川中美幸 1980年発売)
弦「川中美幸っていう歌手と自分が歩いてきた道が重なるんです。
最初の芸名で結果が残せず、歌の道を外れて再度デビューしたりとかね。」
高田「そうですね。いろんな苦労されてますからね」
弦「そういうところが僕と重なって。『ふたり酒』は川中美幸に作ったんだけど、
ひょっとしたら自分のメッセージソングでもあるのかな」

ふたり酒の大ヒットで、川中美幸さんが一躍ブレイク。
そして、弦先生の生活も変わります。
弦「家族で暮らしてたんですけど、ようやくお風呂のあるアパートに引っ越すことができて。」
松本「へぇ~~」
高田「ふたり風呂ですね?」
弦「ふたり風呂です(笑)」

第1位「おゆき」(内藤國雄 1976年発売)
弦「やっぱりデビュー作ですかね」

1970年代に放送されていた番組『あなたのメロディ』で、
異色歌手を売り出す企画があったそうで・・・
弦「当時、競馬の増沢末夫さんや、相撲の増井山さん、作家は野坂昭如さんが異色歌手としてはヒットしてましたね」
高田「みんなヒットしてるんですね」
弦「そうなんです。そこでスタッフが『将棋界に上手いのがいるよ。弦さんやらない?』と言われて、始まったんですよ。」
高田「そういう企画から始まってたんですね」

ちなみにこの歌は・・・
高田「昔、立川談春と初めて会った時、アイツがまだ17歳だったんですけど、
カラオケ行って一番最初に歌ったのが『♪持って生まれた~』って」
弦「ハッハッハ(笑)」
高田「17歳におゆきの何が分かんだよ!」

聴き逃した人は・・・『ラジコのタイムフリー機能』でご確認ください!
2月4日(火)午前5時までご視聴いただけます。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
~弦哲也さんからのお知らせ~
『歌謡組曲 恋猫 ~猫とあたいとあの人と~』
テイチクエンタテインメントより発売中 税込2000円

【本日のオンエアー曲】
①  涙猫 / 松本明子

②  港猫 / 松本明子

③  じゃれ猫 / 松本明子

④  夢猫 / 松本明子

⑤  星猫 / 松本明子

⑥  ケンちゃん / ギラ・ジルカ

⑦  本気でいくから / レーモンド松屋
エンディング
おゆき / 内藤國雄

最新番組ブログ
  • PODCASTに関するお知らせ
パーソナリティ
  • 高田 文夫
    高田 文夫
    高田 文夫

    高田 文夫

    1948年渋谷区生まれ、世田谷育ち。日本大学芸術学部放送学科在学中は落語研究会に所属。卒業と同時に放送作家の道を歩む。「ビートたけしのオールナイトニッポン」「オレたちひょうきん族」「気分はパラダイス」など数々のヒット番組を生む。その一方で昭和58年に立川談志の立川流に入門、立川藤志楼を名乗り、'88年に真打昇進をはたす。1989年からスタートした「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」は4半世紀以上経つも全くもって衰えを知らず。

月曜アシスタント
  • 松本 明子
    松本 明子
    松本 明子

    松本 明子

    1966年香川県生まれ。82年「スター誕生!」で合格し、翌年歌手デビュー。
    『DAISUKI!』や『進め!電波少年』、『TVチャンピオン』シリーズなどに出演し、明るく親しみやすいキャラクターで人気を確立する。
    最近ではNHK連続テレビ小説「花子とアン」にもレギュラー出演を果たし、女優としても活躍中。「ビバリー昼ズ」には番組開始時より参加。
    2012年1月から約16年ぶりにレギュラー復帰、現在、月曜レギュラーを担当している。

火曜アシスタント
  • 東 貴博
    東 貴博
    東 貴博

    東 貴博

    1969年台東区浅草生まれ。
    萩本欽一主宰「欽塾」を経て、1994年にお笑いコンビ「Take2」を結成。
    『ボキャブラ天国』への出演をきっかけに人気を博す。
    多くのバラエティ番組やラジオで活躍するほかドラマ・舞台で活動、三宅裕司氏主宰の熱海五郎一座では不動のバイプレーヤー。
    現在『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』(テレビ東京)、『和風総本家』(テレビ大阪)、『女神のマルシェ』(日本テレビ)、『おはよう朝日です』(朝日放送)、『なるほどプレゼンター!花咲かタイムズ』(CBC)にレギュラー出演中。

  • 黒沢 かずこ
    黒沢 かずこ
    黒沢 かずこ

    黒沢 かずこ

    1978年茨城県ひたちなか市に生まれる。
    1998年に大島美幸・村上知子とともに「森三中」を結成。
    2001年に『進ぬ!電波少年』(日本テレビ)の企画「電波少年的15少女漂流記」に参加。
    森三中としてテレビの露出も増え始める。

    現在は『世界の果てまでイッテQ』(日本テレビ)などにレギュラー出演中。

    昔から地方のラジオを聴くほどラジオ好き。
    「オールナイトニッポン」をはじめ、数々の番組に匿名でメール投稿をしていた、という噂も。

水曜アシスタント
  • 乾 貴美子
    乾 貴美子
    乾 貴美子

    乾 貴美子

    1975年東京生まれ。立教大学在学中に『ニュースステーション』(テレビ朝日系)の天気コーナーを担当し、現在はテレビ・ラジオ・雑誌連載等を中心に活動。
    趣味のラッピングはコーディネーターの資格を取得するほどの凝り様。環境問題にも積極的で、第一回環境社会検定試験(eco検定)にも合格。
    また主婦として商品やサービスについても研究し、07年に消費者力検定2級にも合格している。
    オフィシャルブログ 乾貴美子の「お熱いのがお好き」http://ameblo.jp/kimiko-inui/

  • 春風亭 昇太
    春風亭 昇太
    春風亭 昇太

    春風亭 昇太

    1959年静岡県生まれ。1982年春風亭柳昇に入門。
    新作落語の創作活動に加え、独自の解釈で古典落語に取組み、2000年には芸術祭大賞も受賞。演劇への出演も多く、ミュージシャンとのライブも意欲的に行なうなど、ジャンルを越えて活動している。
    一方、長年にわたる「お城めぐり」が高じ、著書の発行、城郭フォーラムのパネラー、講演、城イベントの出演も多い。現在、日本テレビ『笑点』大喜利メンバー(日本テレビ)、『あなたが主役50ボイス』(NHK)出演中。

木曜アシスタント
  • 清水 ミチコ
    清水 ミチコ
    清水 ミチコ

    清水 ミチコ

    岐阜県生まれ。1983年よりラジオ番組の構成作家を始め、次第に出演もするようになる。
    1987年、フジテレビ「冗談画報」にてテレビデビューし、同年「笑っていいとも!」で全国区デビューを果たす。現在『スタジオパークからこんにちは』(NHK総合)、『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』(テレビ東京系)などにレギュラー出演中。著書に「主婦と演芸」(幻冬舎)、DVDに「私という他人」(ソニーミュージック)、CDに「趣味の演芸」(ソニーミュージック)などがある。

  • ナイツ
    ナイツ
    ナイツ

    ナイツ

    2001年ボケの塙と、ツッコミの土屋の漫才コンビを結成。
    内海桂子の弟子として活動。2003年漫才協団(現・漫才協会)・漫才新人大賞受賞。2008年お笑いホープ大賞THE FAINAL優勝&NHK新人演芸大賞受賞。
    M-1グランプリでは2008年、2009年、2010年3年連続で決勝進出!!THE MANZAI2011準優勝。落語芸術協会、三遊亭小遊三一門として寄席でも活躍中。
    現在チバテレビ「ナイツのHIT商品会議室」などにレギュラー出演中。

金曜アシスタント
  • 松村 邦洋
    松村 邦洋
    松村 邦洋

    松村 邦洋

    1967年山口県生まれ。高校時代は数多くのラジオ番組にものまねで電話出演。
    大学進学後、バイト先のテレビ局で片岡鶴太郎に認められ上京、芸能界入りする。
    ビートたけし、掛布雅之など、これまでにないしゃべりものまねを確立、特に高田先生のものまね「バウバウ」は、定番ギャグとしてブームになった。
    その後、「オールナイトニッポン」「進め!電波少年」「探偵!ナイトスクープ」などにレギュラー出演。
    「ビバリー」入りは1992年から。阪神タイガースと大河ドラマをこよなく愛する。

  • 磯山 さやか
    磯山 さやか
    磯山 さやか

    磯山 さやか

    1983年茨城県生まれ。高校時代、野球部のマネージャーとして過ごし、グラビアアイドル界随一の野球通。
    “ぽっちゃり”ブームを牽引し、女性誌「Ane Can」専属ぷにモデルにも選ばれる。またグラビアのみならずお笑いの舞台にも挑戦、「志村魂」には2010年からレギュラー。
    現在『磯山さやかの旬刊!いばらき』(テレビ朝日)ほか。
    「ビバリー」メンバー入りは一番若く2012年1月から。

  • 過去のブログはこちら