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3/22の1本目は、1978年の“東京ロッカーズ”の物語。体験した方は懐かしさで涙、知らない方は新鮮さと感動で涙!
『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』

1978年、わずか1年の間にその後のロック・シーンに大きな影響を与えた
若者たちのムーヴメントがありました。その名は“東京ロッカーズ”!特定のバンド名ではありません。
「インディーズ」「自主レーベル」「オール・スタンディング」「ロック・フェス・スタイル」…今当たり前のように使っているこの言葉たちは、ここから生まれたのです。

原作は、地引雄一氏の『ストリート・キングダム』。
熱望して映画化したのは、自身も東京ロッカーズに影響を受けた田口トモロヲ監督。
脚本は、宮藤官九郎氏。実在のバンド名や人名を微妙に変え、原作に描かれた実話をベースに、“東京ロッカーズ”の軌跡を辿りながら、理想の音楽を追い続ける若者たちの青春を描いています。

偶然ラジオから流れたセックス・ピストルズに衝き動かされたカメラマンのユーイチは、ロックミニコミ雑誌「ロッキンドール」に出会い、都内のライブハウスへ行ってみることに。
そこで出会ったボーカルのモモ率いるバンド「TOKAGE」のライブに衝撃を受け、無我夢中でシャッターを押すユーイチ。そこは音楽もバンドも観客たちも何にも縛られない生のエネルギーに溢れた異空間でした。
やがて彼らの音楽は瞬く間に若者たちを熱狂させ、日本のロック史を塗り替えていくのです…。

主人公のユーイチ役は、峯田和伸さん。ハチャメチャなパンクロッカーの中でただ一人の「ちゃんとした人」を素朴にチャーミングに演じています。
ユーイチと共に物語を牽引するバンド“リザード”のモモヨをモデルにしたモモに若葉竜也さん、他に、吉岡里帆さん、間宮祥太朗さん、大森南朋さん、仲野太賀さん、中村獅童さんなど、名だたる俳優陣が伝説的なミュージシャン役に挑戦しているのも注目です。

本物を聴かせたいという監督の意図で、バンドが演奏する名曲は、すべてオリジナル曲の吹き替え!でも、それぞれの楽曲を演奏できるほど上達した俳優たちの圧巻のパフォーマンスは、吹き替えとは思えないほど迫力満点です!
顔は全然違うのに佇まいや雰囲気が実際のミュージシャンにとても似ていて、俳優さんとはこんなに凄いものなのかと驚きます。

“東京ロッカーズ”のことは知らなかったのですが、何かが生まれる時代のパワーがあります!
学生運動が落ち着いて、時代が、今までとは違う新しい価値観を求めている…そんな空気と相まって、ロッカーたちの力強さにグイグイ引き込まれました。
一時代を築いた人たちの青春は、なぜこんなに私たちをドキドキワクワクさせてくれるのでしょうか。凄まじい高揚感に一緒に走り出したくなります。

『ストリート・キングダム ⾃分の⾳を鳴らせ。』
3 ⽉ 27 ⽇(⾦) TOHO シネマズ ⽇⽐⾕ほか全国公開
公式サイト:ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。
峯⽥和伸 若葉⻯也
吉岡⾥帆 仲野太賀 間宮祥太朗 中島セナ
⼤森南朋 中村獅童
監督:⽥⼝トモロヲ
原作:地引雄⼀「ストリート・キングダム」
脚本:宮藤官九郎
⾳楽:⼤友良英
企画製作・配給︓ハピネットファントム・スタジオ
©2026 映画『ストリート・キングダム ⾃分の⾳を鳴らせ。』製作委員会

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