ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2025.11.23

サンデー早起キネマ『栄光のバックホーム』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”

11/23の1本目は、涙が止まらない!野球を愛し野球に生きた選手と、彼を支え続けた母の感動の《実話》
『栄光のバックホーム』

このタイトルで「ああ、横田選手だ!」と気づいた野球ファン、スポーツファンの方もいらっしゃいますよね。
そう!主人公は、2013年、阪神タイガースにドラフト会議で2位指名された横田慎太郎選手です。

横田選手が引退試合で魅せたセンターからの矢を射るような返球=“奇跡のバックホーム”のことも、阪神が18年ぶりにリーグ優勝した時、胴上げされる岡田監督と共に空を舞った横田選手のユニフォームも、横田選手の登場曲(ゆずの「栄光の架橋」)の大合唱も覚えています。
でも、そこに至るまでの激動の日々を、この作品を観て初めて知りました。

その物語とは…
幼い頃から家族に支えられ野球に打ち込み、阪神に入団した慎太郎は、持ち前の負けん気と、誰からも愛される人柄で厳しいプロの世界でも立派に成長を遂げていきます。
そして三年後、2016年の開幕戦では一軍のスタメン選手に選ばれ、めでたく初ヒット!順風満帆な野球人生が待っていると思われたその矢先、慎太郎は、21歳で脳腫瘍を発症。その日から、過酷な病との闘いの日々が始まります。母のまなみさんら家族、恩師やチームメイトら、慎太郎を愛してやまない人たちが懸命に彼を支えます。
そして、2019年9月26日、引退試合で慎太郎が魅せた“奇跡のバックホーム”は人々を驚かせ、野球ファンのみならず、多くの人々の心に感動を呼びます。
しかし、本当の奇跡のドラマは、その後にも続いていたのです…。

横田選手役は、元高校球児の新人・松谷鷹也さん。横田選手と同じく父親がプロ野球選手でした。
実は、横田選手の生前から映画化のプロジェクトがスタートしていて、取材に訪れていた松谷さんに「僕を演じて欲しい」と話していたそうです。
お二人が並んだ写真を見ると、雰囲気がとても似てらっしゃいます。
そして、W主演・慎太郎の母・まなみさんには、鈴木京香さん。
揺らぐことのない母の強さ・優しさ・大きさ・深さを余すところなく見せてくれました。

大泣きです!途中からずっと涙が止まりませんでした。
横田選手は、自分の人生を、野球人生を生き切った本当に強く素晴らしい方だったのです。それは、奇跡を信じて支え続けたお母さん・まなみさんがあってのこと。
そして、親子・家族・チーム・友情と、横田選手はなんと愛に溢れた場所にいたのでしょう。ひとえに横田選手のお人柄がそうさせたのだと実感できます。
諦めない心と愛に溢れた物語は、野球にまったく興味のない方にも間違いなく感動して頂けます。

『栄光のバックホーム』
11月28日(金)全国公開

公式サイト:映画『栄光のバックホーム』公式サイト
企画・監督・プロデュース : 秋山 純
出演:松谷鷹也 鈴木京香
前田拳太郎 伊原六花 ・ 山崎紘菜 草川拓弥
萩原聖人 上地雄輔
古田新太 加藤雅也 小澤征悦
嘉島 陸 小貫莉奈 長内映里香 長江健次 ふとがね金太
平泉 成 田中 健
佐藤浩市 大森南朋
柄本 明 / 高橋克典
配給:ギャガ
©2025「栄光のバックホーム」製作委員会

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      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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