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9/21の1本目は、ある日突然SNSで殺人犯に仕立て上げられたとしたら、どうしますか？明日は我が身のノンストップ炎上エンターテイメント
『俺ではない炎上』

原作は、誰もが簡単に世界と繋がり、一瞬で情報が拡散される現代に潜むSNS冤罪の恐怖を描いた、浅倉秋成氏の同名小説です。
浅倉氏が、現代で起こりうる最悪の悲劇は何か考えた結果、辿りついたのが「無実の罪を着せられたことによる大炎上」だったそうです。
まったく心当たりがないのに、巧妙に犯罪者に仕立て上げられ、助けを求めても、弁明をしても、誰も手を差し伸べてくれない…どころか、状況はひたすらに悪くなっていく。

まさしくそんな恐怖に陥れられるのが、阿部寛さん演じる大手ハウスメーカーの部長・山縣泰介。
ある日突然、泰介のものだと思われるSNSのアカウントから女子大生の遺体の画像が拡散され、殺人犯に仕立て上げられてしまいます。
自分なりに家族も仕事も大切にし、SNSなどよくわからない彼にとって、まったく身に覚えのない事態に声高に無実を訴えますが、瞬く間にネットは燃え上がり、“炎上”状態に。
匿名の群衆がこぞって個人情報を特定し、「俺が犯人を捕まえてやる」という恐ろしい正義感のもと、泰介は日本中から追いかけ回されることになるのです。
無実を証明するため、真犯人を見つけるため、泰介の決死の逃亡が始まります！
一体誰が、何のために泰介を陥れたのか？やがて必死の逃亡劇の果てに明らかになる衝撃の真実とは？

他に主要な登場人物は、逃げる泰介を追う謎の大学生・サクラに芦田愛菜さん、大学生インフルエンサー・住吉初羽馬に藤原大祐さん、泰介の取引先企業の若手社員・青江に長尾謙杜さん、泰介の妻・芙由子に夏川結衣さんと、人気俳優陣が集結！

“ごく普通の会社員”である泰介が、突然SNSで個人情報をさらされ、殺人犯として追われることになる逃亡劇。いろんな意味で衝撃的です。
巧妙なミスリードがいくつも散りばめられていて、私たちは最後の最後まで翻弄され続けます。
そして、“衝撃の結末”に「ああ、そういうことだったのか！」と、これまで見てきたことがすべて繋がり納得すると同時に、驚き、どうしようもない気持ちにさせられます。

やがて、タイトルの『俺ではない炎上』の“俺ではない”にとんでもない意味が込められていることに気づき、わが身を含めた人間の恐ろしさをひしひしと感じるのです。
この作品は、SNSという“日常”を題材に、サスペンス、ユーモア、家族、社会、あらゆる要素が絡み合う現代に生きる私たちの物語なのです。

『俺ではない炎上』
2025年9月26日　(金)　全国公開

公式サイト：『俺ではない炎上』公式サイト｜9月26日(金) 全国公開
阿部寛
芦田愛菜　藤原大祐　長尾謙杜
三宅弘城　橋本淳　板倉俊之　浜野謙太　美保純　田島令子
夏川結衣
監督：山田篤宏
脚本：林民夫
音楽：フジモトヨシタカ
主題歌：WANIMA／🔥おっかない🔥（unBORDE/WARNER MUSIC JAPAN）
原作：浅倉秋成『俺ではない炎上』（双葉文庫）
配給：松竹
Ⓒ2025「俺ではない炎上」製作委員会　Ⓒ浅倉秋成/双葉社