ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2025.06.08

サンデー早起キネマ『惑星ラブソング』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”

6/8の2本目は、戦後80年、広島を舞台に過去と現在が交錯!ひとつの歌が導く愛と平和を探す不思議な旅の物語
『惑星ラブソング』

主人公は広島の大学生モッチ。やりたいことも見つからず、なんとなく暮らしています。
アメリカ留学を夢見ている幼馴染のアヤカは、バイト先からSNSで10万いいねが付いたら1年分の学費を出してもらう約束を取り付けます。
そんな二人がある日、謎めいたアメリカ人旅行者ジョンに出会い、広島の街を案内することに。ジョンには不思議な力があり、街の人々と関わり合う中で、何かを見つけていくのです。
一方、小学校で原爆の歴史を学び怖くなってしまった少年ユウヤは、その夜夢を見ました。ひとりの少女が、ユウヤを戦時中の広島へと誘うのです。
彼らに起こる不思議な物語は、やがて混ざり合い一つの大きな渦に…広島の過去と現代が交錯し、幻と現実が融合し始めるのです。
その先に彼らが見つけるものとは?

モッチ役は、若手実力派俳優として数々の映画、ドラマで存在感を発揮する曽田陵介さん、映画初主演です。
アヤカには、映画・ドラマ・舞台で活躍する個性と華やかさを併せ持つ秋田汐梨さん。
ジョンには、ロサンゼルスで俳優・音楽家として活躍するチェイス・ジーグラーさん。
他に、八嶋智人さん、川平慈英さん、谷村美月さんなど、演技と個性が際立つ面々が登場します。

メガホンを取ったのは、広島出身で、広島を拠点に創作活動を続ける時川英之監督。
「広島に育った僕たちだからこそ知っている話を、今の時代に合ったユニークな方法で、広島以外の人や、海外に人たちにも観てもらえる作品を作りたいと思った」と話しています。
とても不思議な世界に導かれるSFともいえるファンタジーの手法で描いたこの作品には、「広島が記憶する戦争と、広島が祈る平和」が描かれています。

その土地独特の魅力を詰め込んだご当地映画がもともと好きなのですが、今回は、広島から世界…果ては宇宙まで!壮大な平和へのラブソングを聴かせてもらえました。
広島が持つ辛い歴史とそれを乗り越えてきた強さと大きな愛…広島から発信するからこそのメッセージの強さを感じます。
世界では戦争が後を絶たず、つらい思いをしている人が沢山いる今、温かなユーモアと希望に包まれた平和を祈る作品が多くの方に届きますように…

『惑星ラブソング』
2025 年 5 月 23 日(金)より MOVIX 広島駅ほか広島県先行公開
2025 年 6 月 13 日(金)よりシネマート新宿、池袋シネマ・ロサほか全国ロードショー

公式サイト:映画「惑星ラブソング」オフィシャルサイト
出 演:曽田陵介 秋田汐梨 Chase Ziegler 八嶋智人
西川諄 Raimu 谷村美月 佐藤大樹 (友情出演) / 川平慈英
さいねい龍二 塚本恋乃葉 西村瑞樹 キコ・ウィルソン 松本裕見子 田口智也 HIPPY
監督・脚本・編集:時川英之
配給:ラビットハウス
©映画「惑星ラブソング」製作委員会

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      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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