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6/8の1本目は、人生はありのままの君でいい…自分らしく生きていくために背中を押してくれる韓国のバディムービー
『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』
原作は、世界三大文学賞「国際ブッカー賞」や「ダブリン文学賞」にノミネートされたパク・サンヨンのベストセラー小説『大都会の愛し方』。
このうち「ジェヒ」という章を映画化したのは、『アメノナカノ青空』『女は冷たい嘘をつく』『探偵なふたり:リターンズ』のイ・オニ監督。この作品で「2024年今年の女性映画人賞」監督賞に輝きました。
主人公は、大学で出会った正反対の二人。自由奔放でエネルギッシュな女の子ジェヒと、繊細で寡黙な男子フンス。
ジェヒは世間のルールに縛られず、恋愛と夜遊びを全力で楽しみながら生きています。
一方、フンスは同性愛者であることを隠しながら、孤独と向き合う日々を送っていました。
そんな二人がなぜか意気投合、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めます。二人は互いの「自分らしさ」を励まし合い、次第にかけがえのない存在となっていきます。
「こんな最高の相棒、世界中どこにもいない!」
それぞれ恋をし失恋し、時に衝突しながらも唯一無二の絆を深めていきます。大学を卒業しそれぞれの道に進んでも、その関係は変わらないはず…でした。
しかし、社会に出た二人に人生の大きな転機が訪れ、大切な友情に思いがけない危機が訪れるのです。
ジェヒを演じたのは、「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」「ユミの細胞たち」などドラマでも大絶賛され、大ヒット映画『破墓/パミョ』で高く評価されたキム・ゴウン。
フンス役は国際的に注目されたドラマシリーズ「Pachinko パチンコ」に出演、存在感とリアリティ溢れる演技力で世界から“発見”された、新鋭俳優ノ・サンヒョン。
言いたいことを言い合えるこの二人の関係が、潔くて心地よくて本当に素敵なんです。
韓国では親友のことを“베프(ベップ=Best Friend)”といいますが、まさしくそれ!
そんなジェヒとフンスの、お酒と恋愛がすべてだった20代から、
仕事や結婚など現実的な悩みを抱える30代の13年に渡る物語。
20代から30代前半といえば人生の転機、いろいろありますよね。そんな時に、弱さもみっともなさも「ありのままでいい」と認めてくれる相手が傍にいてくれたら!そんな誰もが憧れる唯一無二の絆…男も女も関係ありません。
二人を見ていると、幸せは自分の中にあって、自分に素直になれた時、その扉が開かれるのかもしれないと思えます。
もちろん、その扉の鍵を持っているのは最高のバディです!
『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』
6月13日(金)全国ロードショー
公式サイト:映画『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』| 6月13日(金)全国公開
監督:イ・オニ
出演:キム・ゴウン、ノ・サンヒョン
原作:小説『大都会の愛し方』 より「ジェヒ」(パク・サンヨン著、オ・ヨンア訳/亜紀書房)
提供:KDDI
配給:日活/KDDI
2024 年/韓国映画/韓国語/原題:대도시의 사랑법(英題:Love in the Big City)/1時間58分/カラー/1.85:1/5.1ch/字幕翻訳:本田恵子
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