ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2024.10.20

サンデー早起キネマ『リトル・ワンダーズ』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
10/20は、先が読めないストーリー展開にドキドキ!まったくタイプの違う3本をご紹介。

2本目は、打って変わって、<大人も憧れる究極のこども映画>の新たな傑作
『リトル・ワンダーズ』

こども達の冒険や成長を描いた『グーニーズ』、児童文学の映像化『ロッタちゃん』シリーズなど、多くの人々の心を鷲掴みにしてきた“こども映画”にまた1本傑作が誕生しました。

大の仲良し!アリスと、ヘイゼル・ジョディ兄弟の悪ガキ3人組は、“不死身のワニ団”を名乗り、ペイント弾を詰めた空気銃を背負ってバイクで野山を駆け巡っています。
ある日、倉庫から盗んだゲームを兄弟の家に持ち込みますが、ママがテレビにパスワードを設定してしまい遊ぶことができません。
パスワードを教える条件は、風邪で寝込んでいるママが大好きなブルーベリーパイ。
しかし、お店で買うことができず、レシピを手に入れ自分たちで作ることに。
材料を揃えるためスーパーに行きますが、最後の卵のパックを謎の男に横取りされてしまいます。卵を奪い返そうと男を追いかけた3人は、不気味な魔女が率いる謎の集団“魔法の剣一味”に遭遇し、一味の怪しい企みに巻き込まれていきます。
森で出会った魔女の娘ペタルを仲間に、悪い大人に立ち向かう4人…果たして子どもたちは、無事パイを手に入れゲームをすることができるのでしょうか?

美術大学で学んだデザインのスキルを活かし撮影したウェストン・ラズーリ監督の初の長編作品。
空の青と森の緑、渇いた土…16mmフィルムのレトロな映像とピッタリな音楽がなんとも魅力的!初っ端から、チビッコギャングたちがバイクで広い荒野を走り抜ける姿がカッコいいです。
そして繰り広げられるロールプレイングゲームの様なドキドキハラハラの冒険物語。
その中に、西部劇、ギャングもの、家族の物語、クライムサスペンス…かと思えばおとぎ話と、いろんなジャンルが入っているおもちゃ箱みたいな作品です。

「究極のこども映画を作りたい」と、監督自身が子供の頃に好きだった、スパイごっこやボードゲームの延長線上にある作品として創り上げられました。
大人を相手に一撃くらわすわんぱくな子供たちがとってもキュート!
今現在子供時代を過ごしているキッズたちはもちろん、昔子どもだった大人たち全員が、“不死身のワニ団”に入りたくなること間違いなし!
好奇心を忘れてしまった大人を狙い撃ちするわくわくネオ・アドベンチャーです。

『リトル・ワンダーズ』
10月25日(金)より新宿武蔵野館ほか全国公開

公式サイト:https://klockworx.com/littlewonders
脚本・監督・製作:ウェストン・ラズーリ
出演:リオ・ティプトン、チャールズ・ハルフォード、スカイラー・ピーターズ、フィービー・フェロ、ローレライ・モート、チャーリー・ストーバー
2023年|アメリカ|5.1ch|シネマスコープ|英語|114分|原題:RIDDLE OF FIRE|字幕翻訳:髙橋彩|配給:クロックワークス|PG12
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      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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