ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2024.10.20

サンデー早起キネマ『破墓/パミョ』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
10/20は、先が読めないストーリー展開にドキドキ!まったくタイプの違う3本をご紹介。

1本目は、2024年韓国No.1大ヒット!墓に隠された恐ろしい秘密を掘り返すサスペンス・スリラー
『破墓/パミョ』

漢字で破る墓と書いて韓国語で“パミョ”と読みます。お墓を他の場所に移すなど移葬や改葬する為にお墓を掘る事です。
主人公は、墓の改葬に重要な職業の人たち。土地を分析しその吉凶を判断する風水師。改葬する墓の遺骨を収拾し、死者に礼を尽くす葬儀師。お祓いをする者と祈祷をする者に分かれて儀式を執り行なうシャーマンである巫堂(ムーダン)。

物語はロサンゼルスから始まります。巫堂のファリムと弟子のボンギルは、跡継ぎが代々謎の病気にかかるという奇妙な家族から桁違いの報酬で依頼を受けます。
遠く離れた韓国にある先祖のお墓の場所が原因だと気づいたファリムは、改葬を勧めます。
そこに、お金の臭いを嗅ぎつけたベテランの風水師サンドクと葬儀師ヨングンも合流。
やがて4人は、人が埋葬されてはならない悪地に作られた墓で、お祓いと改葬の儀式を同時に行ないますが、掘り返した墓には恐ろしい秘密が隠されていたのです。

監督・脚本は、『プリースト 悪魔を葬る者』『サバハ』で観客を魅了してきた鬼才チャン・ジェヒョン。
風水師サンドク役は、『オールド・ボーイ』で映画賞を総なめにした演技派俳優チェ・ミンシク。
巫堂ファリムには、ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」で社会現象を巻き起こした人気女優キム・ゴウン。
葬儀師ヨングンは、『コンフィデンシャル/共助』で存在感を見せつけた個性派俳優ユ・ヘジン。
巫堂ボンギル役には、ドラマ「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」で一躍注目を集めた若手俳優イ・ドヒョン。

科学と迷信の境界に立っているこの4人のとんでもないチームプレイが見どころです。
第一の見せ場は、お祓いと改葬の儀式。動物たちを捧げ、太鼓と鐘が打ち鳴らされる中、両手に包丁を持って憑りつかれたように舞い踊るファリム、祈りを捧げるボンギル、そして墓をスコップで掘る男たち。
あまりの高揚と没入感に、自分も実際に破墓の現場にいるかのような体験ができます。
民間信仰や陰陽五行など、東洋のミステリアスな雰囲気が存分に味わえます。
是非、大きなスクリーンと良い音響でご覧頂きたいです。

なぜそんな悪地に墓が作られたのか?やがて、明かされる掘り返した墓の恐ろしい秘密!
思いがけない展開に、えーーー?最初から最後までハラハラドキドキの134分!
この秋、是非劇場でご覧ください。

『破墓/パミョ』
10月18日ロードショー

公式サイト:https://pamyo-movie.jp
監督・脚本:チャン・ジェヒョン 『プリースト 悪魔を葬る者』『サバハ』
出演:チェ・ミンシク 『オールド・ボーイ』
キム・ゴウン 「トッケビ ~君がくれた愛しい日々~」
ユ・ヘジン 『コンフィデンシャル/共助』
イ・ドヒョン 「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」
2024年/韓国/134分/ビスタサイズ/5.1ch/原題:파묘/英題:EXHUMA/字幕翻訳:根本理恵 
配給:KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス
 © 2024 SHOWBOX AND PINETOWN PRODUCTION ALL RIGHTS RESERVED. 

最新番組ブログ
    パーソナリティ
    • ひろたみゆ紀
      ひろたみゆ紀
      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

    • 過去のホームページ
    • 中山秀征の有楽町で逢いまSHOW
    • 週刊 なるほど!ニッポン
    • ウィークエンド・ケアタイム 「ひだまりハウス」 ~うつ病・認知症について語ろう~