ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2024.10.06

サンデー早起キネマ『花嫁はどこへ?』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
10/6は、主人公の女性たちが直面する前代未聞の物語を3本をご紹介。

2本目は、インドの国民的大スター アーミル・カーン、プロデュース!
すべてはあり得ない“かん違い”から始まった!運命のいたずらを幸せに変える感動の物語
『花嫁はどこへ?』

2001年、大安吉日のある日。プールとジャヤ、結婚式を終えた2人の花嫁は、新婚カップルが何組も乗り合わせる同じ満員列車で、それぞれの花婿と一緒に彼らの家に向かっていました。
しかし、たまたま同じ真っ赤なベールで顔が隠れていたため、プールの夫のディーパクがかん違い、ジャヤの手を引いて自分の家に連れて帰ってしまいます。
置き去りにされたプールは内気で従順、何事もディーパクに頼りきりで彼の家の住所も電話番号もわかりません。駅で途方に暮れるプールに、チャイやスナックを売る駅の屋台の女主人が手を差し伸べてくれます。
一方、聡明で強情なジャヤは、ディーパクの家族に、なぜか夫と自分の名前を偽って告げるのです。
花嫁を取り違えてから4日、愛するプールの身を案じて奔走するディーパク、彼を信じて待ち続けるプール、身分を偽り何かを企むジャヤ…運命のいたずらで思いがけない道に迷い込んだ彼らの予想外の人生の行方は?

予期せぬ旅を通して、全く新しい価値観と可能性を手にする2人の女性。
やがて彼女たちは「幸せって何?」と自らに問いかけ、周りをも笑顔にしながら、初めて自分の手で人生を切り開いていくのです。
最初から最後まで、プールとジャヤと一緒にワクワクドキドキハラハラしました。
そして、愉快痛快!笑って泣いてホッコリ!
アーミル・カーン、制作してくれてありがとう!と思わず口にしてしまうほど、とても後味の良い作品です。

辛い部分をユーモアで包み、逆境を乗り越え明るい方向にもっていくのは、インド映画の得意分野。個性溢れる登場人物たちもとっても魅力的です。
ボリウッドの群舞はありませんが、シーンに合った音楽もインドらしく、さらに、山と大地がどこまでも広がる壮大な自然、家族愛に溢れる結婚式、色鮮やかなサリーや優美なジュエリー、スパイス香る屋台メシなど、物語を彩るインドの魅力も忘れられません。

大切なのは愛!相手はもちろん、自分自身も、信じて愛することの大切さを教えてくれました。
この秋、素敵な2人と一緒に、笑って泣いて幸せを感じませんか?

『花嫁はどこへ?』
10月4日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋 他全国公開

公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/lostladies/
プロデューサー:アーミル・カーン、ジョーティー・デーシュパーンデー
監督・プロデューサー:キラン・ラオ
出演:ニターンシー・ゴーエル、プラティバー・ランター
2024年|インド|ヒンディー語|124分|スコープ|カラー|5.1ch|原題Laapataa Ladies|日本語字幕:福永詩乃
配給:松竹
© Aamir Khan Films LLP 2024 

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      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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