おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
10/6は、主人公の女性たちが直面する前代未聞の物語を3本をご紹介。
1本目は、育てとキャリアの両立に奮闘するシングルマザーが繰り広げる奇想天外なミュージカル冒険劇
『アーネストに恋して』

このコーナーでも何作かご紹介した「松竹ブロードウェイシネマ」の作品です。
舞台の本場、ニューヨーク・ブロードウェイの作品を、字幕付きで、映画館でゆったりお楽しみ頂きたいというコンセプトから誕生しました。
今回は、500席以下など、比較的小さな劇場で上演されるオフ・ブロードウェイの傑作『アーネストに恋して』。

主人公は、シングルマザーのキャット。ビデオゲーム音楽の作曲家として、仕事と育児に奮闘中、寝不足の毎日を送っています。
ある夜更け、出会い系サイトに自己紹介を投稿したキャットの元に、突然、実在した20世紀を代表する冒険家、アーネスト・シャクルトンから返信が届きます。
南極で船が難破し流氷の上で身動きが取れなくなったシャクルトンは、時空を超えて主人公にアプローチしてきたのです。
そこからふたりの「冒険」が始まるのですが、型破りなアーネストと今まで自分をおさえて生きていたキャットは互いに魅かれ合い、相手の中に自らを照らし導く光を見いだしていくのです。

キャット役は、エレキバイオリン奏者、歌手、ディズニー楽曲のクリエイターとしても活躍するヴァレリー・ヴィゴーダ。最初からインパクトがある力強い演奏と歌声に、これからどんな展開が待ち受けているのか、心躍ります。
そして、個性たっぷり、ハチャメチャなアーネスト役は、俳優、ダンサー、歌手、作曲、脚本、演出と多彩なウェイド・マッカラム。思わず笑ってしまうシーンも多く客いじりも天才的、オフ・ブロードウェイらしい魅力に溢れています。

登場人物はこの2人だけなのに、スクリーンやセット、音楽で、1910年代と現代という時空を超えた壮大な物語に仕上がっています。
とにかくお二人の演技と歌がすごい!の一言。2人が奏でるミュージカル・ナンバーは、この上なく痛快で、スカッと気持ちが晴れていきます。

キャットとアーネストが苦境に立つ時、見えて来るのは“一筋の希望=自分らしくあること”。人生に遭難しても大丈夫!生還する術を教えてくれます。
ネバーギブアップ精神と前進あるのみで突き進む、全ての人達へエールを送るミュージカル。元気になりますよ!

『アーネストに恋して』
10月4日(金)より全国順次公開
公式サイト:https://broadwaycinema.jp/eslovesme
出演:ヴァレリー・ヴィゴーダ、ウェイド・マッカラム
演出:リサ・ピーターソン 脚本:ジョー・ディピエトロ 作曲:ブレンダン・ミルバーン 作詞:ヴァレリー・ヴィゴーダ
監督(シネマ版):デイヴィッド・ホーン
プロデューサー:ボニー・コムリー、ジオ・メッサーレ
エグゼクティブ・プロデューサー:スチュワート・ F・レーン
配給:松竹〈米国/2017/ビスタサイズ/88分/5.1ch〉 日本語字幕スーパー版
写真クレジット:ⒸJeff Carpenter
作品クレジット:ⒸBroadwayHD/松竹

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