ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

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2024.09.01

サンデー早起キネマ『ぴあフィルムフェスティバル2024』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
9/1は、邦画特集。何度も見返したくなるヒューマンドラマ2本と新しい才能が発見できる映画祭をご紹介します。

最後は、“映画の新しい才能の発見と育成”をテーマにした映画祭
『ぴあフィルムフェスティバル2024』

1977年にスタートし、今年で46回目になる映画祭。
<コンペディション部門>と<招待作品部門>の2つの部門からなり、今日ご紹介するのは<コンペディション部門>。
映画監督を目指す若者たちの自主映画コンペティション「ぴあフィルムフェスティバル・アワード」からは、これまでに180名を超えるプロの映画監督が輩出されています。
黒沢清さん、塚本晋也さん、佐藤信介さん、李相日さん、荻上直子さん、石井裕也さん、早川千絵さん、山中瑶子さんなど錚々たるメンバーです。

今年は、去年より135本多い、692本の応募があり、その中から入選作品19本が決定しました。
監督たちの平均年齢は23.1歳。若い!
さらに 18歳以下で3作品が入選し、最年少はなんと14歳でした。
その若い感性が迸る3つの作品を一足早く拝見しました。

高校生監督の2作品は扱っているテーマは違いますが、自分らしい道を切り拓いていく決意表明の瑞々しさに爽やかな気分になれました。
そして14歳の女の子が監督した作品『正しい家族の付き合い方』は、思いがけない展開にやられました。
酒浸りの父親と暮らす夢見る少女。目の前の現実になす術も力もない少女は、それでも上を向く、そして外を向く…と、ええーーー?!恐るべき中学生の自我大爆発の17分!存分に堪能できました。
18歳以下の作品3本でこれだけ面白かったので、他の作品への期待が高まります。

19本の入選作品は、9月のぴあフィルムフェスティバル東京会場で2回、11月の京都会場で1回ずつ、スクリーン上映が行なわれます。
短編が多いので、2〜3作品を組み合わせてA~Hまで8つのプロブラムに分けて上映。
そして、気になるグランプリなど各賞は、9月20日(金)の表彰式で発表され、翌日、最終日の21日(土)に受賞作が上映される予定です。
ここから生まれる“未来の巨匠”の第一歩を目撃してみませんか?

『ぴあフィルムフェスティバル2024』
【東京】9月7日(土)~21日(土)
会場:国立映画アーカイブ※月曜休館
【京都】11月9日(土)~17日(日)
会場:京都文化博物館※月曜休館
公式サイト:https://pff.jp/46th/

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      ひろたみゆ紀
      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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