ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

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2024.03.10

サンデー早起キネマ『横浜フランス映画祭 2024/愛する時』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
3/10は、人生を振り返る大切さを教えてくれる作品3本をご紹介。

2本目は、【横浜フランス映画祭 2024】のオープニング上映作品
『愛する時』

1993年にスタートし、横浜の文化イベントとしてすっかりお馴染みになった横浜フランス映画祭。今期は3月20日(水・春分の日)から24日(日)までの5日間、開催されます。
フランス映画ファンだけでなく、多くの方に楽しんでいただける選りすぐりの13作品を取り揃え、フランス人キャスト・監督が数多く来日してオープニングイベントや舞台挨拶をする予定です。
映画祭の特別アンバサダーは、フランスの映画も旅もお好きだという俳優の役所広司さん。現在公開中の『PERFECT DAYS』で、第76回カンヌ国際映画祭・最優秀男優賞を受賞されています。

そんな横浜フランス映画祭のオープニング上映作品に選ばれたのが、まだ日本で配給されていない、ここでしか見られない作品『愛する時』です。

舞台は戦後間もない1947年、幼い子供をかかえたウェイトレスのマドレーヌは、ノルマンディーの海岸で、裕福なインテリ学生フランソワに出会います。
ふたりは、運命のように一目で惹かれ合うのですが、時が経つにつれ、マドレーヌの過去とフランソワの秘密がゆっくりと明らかになっていくのです……。

フランス期待のカテル・キレヴェレ監督の長編4作目となるこの作品は、2023年のカンヌ国際映画祭 カンヌ・プルミエール部門で正式上映されました。
戦後であるが故に、複雑にならざるを得ない夫婦や親子の関係。そして、自分ではコントロールすることができない感情や人間の業のようなものを見事に描いています。
マドレーヌを演じるのは、『アリスと市長』でセザール賞・最優秀女優賞を受賞したアナイス・ドゥムースティエ。

フランソワ役には、『アマンダと僕』、以前このコーナーでもご紹介した『幻滅』でセザール賞・最優秀助演男優賞を受賞、注目の俳優ヴァンサン・ラコスト。
ヴァンサン・ラコストは、今回、横浜フランス映画祭のために来日し、オープニング上映の舞台挨拶をする予定。待ちに待っているファンも多いことでしょう!

『横浜フランス映画祭 2024』
会期: 3月20日(水・祝)~3月24日(日) 全5日間
会場:横浜みなとみらい21地区を中心に開催
公式サイト:横浜フランス映画祭 2024 (Festival du film français de Yokohama 2024) (unifrance.jp)
 ©️unifrance 

『愛する時』
3/20(水・祝) オープニング作品 開演19:00~
原題:Le Temps d’aimer2023/フランス/フランス語/シネマスコープ/123分
©2023 LES FILMS DU BÉLIER / L.F.P. – LES FILMS PELLÉAS / FRAKAS PRODUCTIONS / GAUMONT / FRANCE 2 CINÉMA

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    • ひろたみゆ紀
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      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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