ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

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2024.01.21

サンデー早起キネマ『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
1/21は、素敵な女性の生き方や成長から、心が自由になるヒントがもらえる3本をご紹介。

1本目は、88歳、「魔女の宅急便」の作者が贈る、毎日を輝かせる魔法
映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』

「このタイトル、聞いたことある!」と思った方もいらっしゃるのでは?
私も見ていました!大好きでした。
2020年からNHK Eテレで放送された同じタイトルの番組。この映画は、番組をもとに角野さんの創作活動の裏側を4年間にわたって収録した貴重なドキュメンタリーなのです。

「魔女の宅急便」の作者で、2018年には児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を3人目の日本人として受賞、88歳になった今も精力的に執筆に励む角野栄子さん。
そのユーモアと想像力で、260冊を超える作品を世に送り出してきました。
鎌倉の自宅では、大好きな「いちご色」の壁や本棚に囲まれ、カラフルな眼鏡とワンピースがトレードマーク。「自分にとって気持ちがいいもの」をモットーに、遊ぶように暮らし、遊ぶように書き、毎日を心地よく暮らしています。
そんな角野さんは、1935年に東京・深川で生まれ、5歳で母を亡くし、戦争を経験。結婚後24歳でブラジルに渡り、35歳で作家デビューするなど、波乱万丈な人生を歩みながらも、持ち前の冒険心と好奇心で幾多の苦難を乗り越えてきました。
「想像力こそ、人間が持つ一番の魔法」と語る角野栄子さんとは、どういう人物なのでしょうか?
88歳のキュートな“魔女”が、老いや衰えさえも逆手にとって、今もなお、夢いっぱいな物語を生み出すその秘訣とは?

テレビ番組でも演出をし、今回映画初監督の宮川麻里奈さんは、「角野栄子さんは、とことん“愉快”
=“愉しく快い”方でした」と仰っていますが、「愉快ってこういうことなんだ!」とその言葉の意味を、辞書を引くように映像化して見せてもらったようでした。
お茶目で魅力的、みんなを楽しませてくれます。一番楽しんでいるのがご自身だからなんでしょうね。
角野さんの「魔法は、誰にでも一つはある」という言葉で、すごく元気になれました。早々に見つかった人も、まだ探せていない人も、魔法の力を信じる気持ちになれます。
あんな風に歳を重ねられたら本当に素敵!個人的にも目標ができました。

ナレーションは、テレビから引き続き、女優の宮﨑あおいさん。
音楽は、ロンドンを拠点に活躍する作曲家の藤倉大さん。
ピンクから始まるカラフルな世界をさらに鮮やかに彩ってくれました。

映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』
2024月 1 月26日(金)角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー

公式サイト:映画『カラフルな魔女 ~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』公式サイト (kadokawa.co.jp)
語り:宮﨑あおい
監督:宮川麻里奈
音楽:藤倉大
制作:NHK エンタープライズ
制作協力:角野栄子オフィス エネット 
映像提供:NHK
製作・配給:KADOKAWA
ⒸKADOKAWA

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      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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