ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2023.01.01

サンデー早起キネマ「大映4K映画祭」

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
1/1は、お正月にふさわしい邦画と、映画祭をご紹介します。

最後は映画祭。
大映創立80周年記念企画「大映4K映画祭」
今月20日~2月16日まで、角川シネマ有楽町で行われます。

大映といえば、1942年、戦時下の企業統合によって、新興キネマ、大都映画、日活製作部門が合併して作られた映画会社。
溝口健二、伊藤大輔、市川崑、三隈研次、池広一夫、増村保造など日本映画を代表する巨匠・名匠の作品も数多く制作。
また、京マチ子、市川雷蔵、山本富士子、若尾文子、勝新太郎など、所属の大スターを輩出しました。
日本で唯一のビスタビジョンや70ミリなどの大型映画を手掛けるなど、高度な技術力にも定評がありました。
1971年に倒産するまでに、1500を超える作品を世に送り出してきました。

今回は、創立80年を記念して4Kデジタルで蘇った名作28本が上映されることになりました。
初披露されるのが、若尾文子さん主演、生死渦巻く戦地、従軍看護師の真実の愛を描き戦争の暗部をえぐり出す問題作『赤い天使』、
そして山本富士子さん主演、老舗京染の職人を主人公に、女心の機微を描いた傑作ラブストーリー『夜の河』。
他にも『羅生門』『雨月物語』『無法松の一生』『大魔神シリーズ』など傑作がいっぱいです。

この「大映4K映画祭」に先駆けて、今度の金曜日1/6~19までは「Road to Masterpieces」と題した映画祭も開催されます。
まだ4K化されていないものの、高い評価を得ている作品20本をピックアップ!
この2つの映画祭で、必ずお気に召す1本に出会えると思いますよ。

「大映4K映画祭」1/20~2/16
「Road to Masterpieces」1/6~1/19

2つの映画祭は角川シネマ有楽町で行われます。
日にち、時間によって上映作品が違いますので、必ずチェックしてからお出かけ下さい。

大映4K映画祭|トップ (cinemakadokawa.jp)

©️KADOKAWA

最新番組ブログ
    パーソナリティ
    • ひろたみゆ紀
      ひろたみゆ紀
      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

    • 過去のホームページ
    • 中山秀征の有楽町で逢いまSHOW
    • 週刊 なるほど!ニッポン
    • ウィークエンド・ケアタイム 「ひだまりハウス」 ~うつ病・認知症について語ろう~