サンデー早起キネマ『バッドガイズ』

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10/2は、スクリーンから圧倒的な魅力が溢れる主人公たちの物語を３本ご紹介。

1本目は、『ボス・ベイビー』『シュレック』のドリームワークスが贈るアニメ史上最強の怪盗ドリームチームのクライム・コメディ
『バッドガイズ』

原作は、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト入りを果たしたオーストラリアで大人気の児童書「バッドガイズ」。

主人公は、「ワルをやるなら思いっきり」を合言葉に、華麗なテクニックで次々と財宝を奪う怪盗集団〈バッドガイズ〉。
“天才的スリ”にしてカリスマあふれるリーダー、ミスター・ウルフが率いるのは、“金庫破り”のスネーク、“変装の達人”シャーク、ラテン系“肉体派”のピラニア、そして紅一点“天才ハッカー”の毒舌ガール、タランチュラ。
お尋ね者の5人が次に狙うのは、名だたる強盗達も奪えなかった伝説のお宝〈黄金のイルカ〉。
一度は手中にしたものの、あと一歩のところで大失敗…一味は、逮捕されてしまいます。彼らはモルモットのマーマレード教授の「〈バッドガイズ〉を〈グッドガイズ〉に変える更生プログラム」を受けることになりますが、ノッタふりをしてウラをかき、史上最大の犯罪をもくろみます。
しかしそんな中、密かに動き始めていた更なる巨悪の陰謀に気づいてしまったバッドガイズ！悪いヤツらが世界を救う前代未聞のミッションが、今、幕をあけます！果たして結末はいかに？

ドキドキしながら、笑っちゃう！まるでジェットコースターに乗っているような疾走感！面白かったです。
予想できない物語の展開、笑いに満ちた魅力的なキャラクター、スパイ映画のスリル、ノンストップなカーチェイス、かっこよくてファンキーな映像と音楽…そのすべてが詰め込まれ、今まで観たことのない、体験したことのない世界に連れて行ってくれます。

メガホンをとったのは、この作品が長編初監督、熟練アニメーターのピエール・ペリフェル。
足掛け6年で完成したこの作品、どの側面をとっても、子どもはもちろん、大人も最高に楽しめる素晴らしい仕上がりです。
そして、ワル＝クールという優越感と、誰もが持っている人から良く思われたいという気持ち…この狭間で揺れるバッドガイズの心の葛藤も見事に描き出しています。

洒落がきいてて小粋、スカッとして面白い、なのにジーンときちゃうバッドガイズたちの冒険は大スクリーンでお楽しみください。

『バッドガイズ』
10月7日（金）より、TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー

公式サイト：badguys.jp
監督：ピエール・ペリフェル　
声の出演（日本吹替版）：尾上松也、安田顕、河合郁人(A.B.C-Z)、長田庄平(チョコレートプラネット)、ファーストサマーウイカ
声の出演（字幕版）：サム・ロックウェル、マーク・マロン、アンソニー・ラモス、クレイグ・ロビンソン、オークワフィナ
アメリカ／2022年／カラー／スコープサイズ／5.1chデジタル／101分／G
字幕翻訳：種市譲二／吹替翻訳：中村久世
原題：The Bad Guys
配給：東宝東和　ギャガ

ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

サンデー早起キネマ『バッドガイズ』