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9/25は、人生について考えさせられる3本をご紹介。

1本目は、英国貴族のお屋敷を舞台にした大ヒットシリーズ、待望の続編
『ダウントン・アビー／新たなる時代へ』
 

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20世紀初頭、豪華な暮らしの陰でスキャンダル、相続問題などに揺れるクローリー家と、彼らを支える執事やメイドたちが織り成す重層的なドラマが高く評価された“ダウントン・アビー”。
食事やお茶の度に着替える英国貴族のライフスタイルの優雅さや英国風の巧みなユーモア、何より個性的で魅力的なキャラクターたちが人気を呼び“ダウントニアン”と呼ばれる熱狂的なファンを世界中に生み出しました。
ドラマはシーズン6、続編として映画も作成され、今回は映画2作目です。
 

舞台は、前作の翌年1928年。クローリー家は喜びの日を迎えていました。
亡き三女シビルの夫トムが一族のモードの娘と結婚したのです。その華やかな宴とは裏腹に、屋敷は雨漏りなど痛みが目立ち、長女メアリーが膨大な修繕費の工面に悩んでいました。
そんなところに渡りに船！映画会社から屋敷で新作を撮影したいというオファーがきます。もちろん謝礼は高額です。メアリーは父ロバートの反対を押し切って撮影を許可し、使用人たちはハリウッドスターがやってくると大騒ぎ！
一方ロバートは、亡くなったモンミライユ侯爵が南フランスにある別荘を母バイオレットに贈ったという知らせを聞き驚きます。「莫大な遺産をなぜ？」疑問に思ったロバートは、撮影の喧騒を逃れ、妻コーラ、次女イーデス夫妻、トム夫妻、そして引退したはずの老執事カーソンと共にその別荘に向かいます。
果たして海辺の別荘に隠された秘密は、一族の存続を揺るがすことになるのでしょうか？
 

私もダウントニアンとして、1作目から欠かさず見てきましたが、ダウントン・アビーの魅力は、なんと言っても、自分が作品の一員であるかのような親戚気分になれるところなんですよね。クローリー家の一族、執事やメイドたち、物語を織りなすピースとなる一人一人がとても愛おしくて！今までの総決算のような展開に、胸が熱くなり涙が流れました。
でも、ご安心ください。ダウントンアビーを全く知らなくても、英国貴族の生活や人間模様、今回初登場の魅力的なキャラクターと予想だにできないストーリー展開…十分に楽しめます。
もっともっとクローリー家とまつわる人々を見ていたい！幸せでいてほしいそんな思いが湧いてきます。
ついに明かされるクローリー家最大のミステリー、そしててんやわんやの映画撮影…交差する二つの出来事が、ダウントンに時代の移り変わりと新たなる時代への幕開けを告げます。

『ダウントン・アビー／新たなる時代へ』
９月３０日（金）　全国公開

公式サイト：https://downton-abbey-movie.jp
監督：サイモン・カーティス
脚本：ジュリアン・フェローズ
出演：ヒュー・ボネヴィル、ジム・カーター、ミシェル・ドッカリー、マギー・スミスほか
配給：東宝東和
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