おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
9/18は、3つの国から、それぞれ2人の物語を3本ご紹介。
2本目は、本国オーストラリアで大ヒット!警官バディが事件の謎に迫るクライムサスペンス
『渇きと偽り』

原作は、世界的ベストセラー、ジェイン・ハーパーのデビュー小説「渇きと偽り」。
渇きとタイトルにもありますが、気候変動が深刻なオーストラリアでは、現実に多くの人が干ばつで苦しみ、大きな問題となっています。
物語の舞台、ビクトリア州の架空の町キエワラも10年以上干ばつが続いています。

主人公は、メルボルンの連邦警察官アーロン。
旧友ルークの葬儀に参列するため、20年ぶりに故郷キエワラに帰ってきました。
妻と子供を殺し無理心中を図ったとされるルークは、干ばつが続き渇き果て、人々が狂気に襲われた土地の被害者でもありました。
アーロンは、ルークの両親に頼まれ、地元の新人警官グレッグと共に、事件の真相を調べることに。しかし、それは同時に自分の過去と対面することでもありました。実は、アーロンは17歳の時、同級生のエリーが川で亡くなった事件の犯人だと疑われ、人々の嫌がらせに耐え切れずに父親と町を出たのです。
大昔のエリーの事件と今のルークの事件、この2つは繋がっているのではないかと疑うアーロン。
なにか深い闇がこの町の灼熱の大地にひそんでいるのではないか?やがて2人はルークの事件の真犯人を突き止めます。そして、エリーの死の真相も知ることになるのです。

大干ばつに見舞われ、極限状態に置かれた住民は、不安に心をむしばまれています。閉鎖された社会の中で、誰が凶行に及んでもおかしくありません。
一体誰が犯人なのか?入念に仕組まれた伏線に、何度も踊らされました。
そして、暴かれる意外な真相!へぇ~、そういうことだったの?!

渇き果てた灼熱の町、秘められた過去と殺伐とした現在が交錯する中で、事件の真相に近付いていくアーロンとグレッグ。この2人がとっても良いコンビなんです。2人と一緒に犯人を捜している気分になれます。
なんとすでに、今年の5月には早くも続編の撮影が始まったそう。人気シリーズになりそうです。その第一作、お見逃しなく!

『渇きと偽り』
9月23日(金)、新宿シネマカリテほか全国ロードショー
公式サイト:http://kawakitoitsuwari.jp/
監督:ロバート・コノリー
出演:エリック・バナ(『ミュンヘン』『NY心霊捜査官』)、ジュネヴィーヴ・オーライリー、キーア・オドネル、ジョン・ポルソン
原作:「渇きと偽り」(ジェイン・ハーパー/青木創 訳)ハヤカワ文庫刊
2020年/オーストラリア/英語/117分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:The Dry/字幕:風間綾平/G
配給:イオンエンターテイメント/後援:オーストラリア大使館
©2020 The Dry Film Holdings Pty Ltd and Screen Australia

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