ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2022.07.10

サンデー早起キネマ『TELL ME ~hideと見た景色~』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
7/10は、ドキュメンタリーではないのに、ドキュメンタリーのようなリアリティある作品を3本ご紹介。

1本目は、『TELL ME ~hideと見た景色~』

hideさんといえば、X JAPANのギタリストとして、ソロアーティストとして、時代を超えて支持されるロックのカリスマ。
1998年5月2日、33歳の若さで急逝し、葬儀にはおよそ5万人が訪れました。
それが、当時の著名人史上最高の参列者数であったこと、ゴミを拾うなどファンのマナーの素晴らしさが報道されるなど、社会現象になりました。
今でもhideさんの音楽は生き続け、多くの人々に愛されています。

この作品は、hideさんと、弟でマネージャーの松本裕士さん、そしてhideさんの仲間たちの物語です。
原作は、弟、裕士さんが書いた「兄弟 追憶のhide」。
『今日も嫌がらせ弁当』の塚本連平監督が、hideが遺した音楽を世に送り出そうと奮闘する弟と仲間たちの姿を描き、希望の物語に作り上げました。

hideが亡くなり、幼い頃から一緒に過ごしてきた日々を思い返す裕士。
亡くなった時は、アルバムを制作中で、すでに全国ツアーも決定していました。
hideの音楽をこのまま埋もらせたくない、世に届けたい!兄の意志を継いだ裕士は、hideと2人で楽曲を作っていた共同プロデューサーI.N.A.ら仲間たちと共に動き出すことに。
hide本人が不在という異例の状況下で奮闘する裕士とI.N.A.でしたが、彼らの前に様々な困難が立ちはだかります。
果たしてアルバムは、ツアーはどうなるのでしょうか?

裕士を演じたのは、映画初主演の今井翼さん、I.N.A.は塚本高史さん、hideは、ロックバンド“FUZZY CONTROL”やソロで活動するロックギタリストのJUONさん。みんな見事なはまり役でした。
hideさん本人の写真や映像、愛用品も登場しますし、このためにレストアされたhideさんの愛車も使用されるなど、ファンにとってはたまらない作品になっています。

特にライブシーンは、凄すぎて圧倒されて涙がボロボロ流れてきました。
実は、hideさんに電話インタビューしたことがあって、すごく真っすぐで本当に素敵な方だったんです。そのことも思い出したりして、余計に感極まってしまいました。
映画作品としても掛け値なしに素晴らしいです。今もう一度hideさんに逢える!
人を動かす人の情熱、頑張った先に見える景色、そして楽曲が持つ力…沢山の感動をもらえます。

『TELL ME ~hideと見た景色~』
7月8日(金)全国公開

公式サイト:映画『TELL ME』公式サイト (kadokawa.co.jp)
出演:今井翼 塚本高史
JUON 津田健次郎 細田善彦
川野直輝 / SHINGO☆ 笠原織人 くぼゆうき 片岡麻沙斗
朝倉伸二 山下容莉枝 / 田島令子
監督:塚本連平
原作:松本裕士「兄弟 追憶のhide」(講談社文庫刊)
配給:KADOKAWA 
©2022「TELLME」製作委員会

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      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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