ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

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2021.12.05

サンデー早起キネマ『ラストナイト・イン・ソーホー』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
12/5は、思いもよらない結末を迎える衝撃の作品を3本、ご紹介。

3本目は、イギリスが世界に誇る監督、『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督最新作
ロンドンのソーホー地区を舞台に、現代と60年代が交錯するタイムリープ・サイコ・ホラー
『ラストナイト・イン・ソーホー』

ファッションデザイナーを夢見るエロイーズは、片田舎からロンドンのデザイン学校に入学。しかし、都会の同級生達との寮生活に馴染めず、ソーホー地区の片隅で独り暮らしを始めます。
引っ越したアパートで眠りについたエロイーズが、夢で見たのが60年代のソーホー。そこで、歌手を夢見る魅惑的なサンディに出逢うと、身も心も彼女とシンクロしていきます。
そんな夢の中の体験が現実にもいい影響を与え、デザインは先生に褒められ見た目も洗練され、充実した毎日を送れるようになったエロイーズは、眠るたびに60年代のソーホーへのタイムリープを繰り返します。
そんなある日、なんと夢の中でサンディが殺されるところを目撃してしまいます!
その日を境に、現実に謎の亡霊たちが現れはじめ、徐々に精神をむしばまれていくエロイーズ。
そんな中、サンディを殺した殺人鬼が今現在も生きている可能性に気づいたエロイーズは、たった一人で事件の真相を追いかけるのですが…。
果たして殺人鬼は一体誰なのか?そしてエロイーズの前に現れる亡霊たちの目的とは?

何といってもこの作品の魅力は、エロイーズとサンディ。
エロイーズを演じたのは、このコーナーでもご紹介した『ジョジョ・ラビット』の熱演が愛おしいトーマシン・マッケンジー。
今回もとってもキュートで、特にオープニングのシーンが、最高に可愛かったです。
サンディ役は、『マローボーン家の掟』で重要な役を演じたアニャ・テイラー=ジョイ。
Netflixのドラマ「クイーンズ・ギャンビット」でブレイク、不思議な魅力があるんですよね。

そして、60年代ロンドンの音楽やファッションがポップでスタイリッシュ、本当に素敵です。
一時代を築いた歓楽街のソーホーはネオンライトも鮮やか、赤青緑に黄色…まさしく夢の世界。エロイーズではなくとも60年代の魅力に引き込まれてしまいます。
そんな夢のような場所で起きる恐ろしい出来事。表があれば裏もある…光と影の物語。
60年代と現代を行ったり来たりするスピーディーな展開にひと時も目が離せない面白さ、そして最後に、「ええーー!!そーだったの?!」衝撃に慄きます。

『ラストナイト・イン・ソーホー』

12 月、TOHO シネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開

公式サイト:LNIS.JP
Twitter:@LNIS_JP #ラストナイトインソーホー

監督:エドガー・ライト 脚本:エドガー・ライト、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ
製作:ティム・ヴィーヴァン、ニラ・パーク
出演:アニャ・テイラー=ジョイ、トーマシン・マッケンジー、マット・スミス、テレンス・スタンプ、マイケル・アジャオ ほか
2021 年/イギリス/カラー/デジタル/英語/原題:LAST NIGHT IN SOHO/R-15
© 2021 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED
配給:パルコ ユニバーサル映画
宣伝:スキップ

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    パーソナリティ
    • ひろたみゆ紀
      ひろたみゆ紀
      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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