ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

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2021.05.25

サンデー早起キネマ『ローズメイカー 奇跡のバラ』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
5/23は、感動の先に明日に歩き出す勇気がもらえる奇跡の作品を3本ご紹介しました。

まず1本目は、この季節にピッタリ!フランスから届いた感動作
『ローズメイカー 奇跡のバラ』

世界中で愛されているバラ。その品種は3万種を超えるといわれ、さらに毎年新しい品種が作られています。
フランスのお家芸ともいわれるバラの創作は、血統を重視し、良い父と母を組み合わせることが大切。その為にどれほどの才能と努力と忍耐と時間が必要か…そんなローズメイカーのお話です。

主人公のエヴは、あふれる才能と魔法のような指で新種のバラを開発し、“天才ローズメイカー”と言われ、数々の賞に輝いてきました。
しかし、数年前から巨大企業のラマルゼル社に賞も顧客も奪われ、亡き父が残してくれたバラ園も今では倒産寸前の危機に陥っています。
頭を悩ませた助手のヴェラが、なんとか立て直そうと職業訓練所から格安で雇ったのは、前科者の青年フレッド、定職につけない中年男サミール、異様に内気な女の子ナデージュ。しかし、3人はまったくの素人で、手助けどころか一晩で200株のバラをダメにしてしまいます。
そんな中、エヴに新種のアイディアがひらめきます!
「交配に必要なバラはラマルゼル社のバラ園にしかない」と知ったエヴは、フレッドに“ある特技”を披露させることに!
パリの“新品種コンクール”まであと1年。はみ出し者たちの壮大な奮闘が幕を開けます。
エヴは、世界に一つだけのバラを誕生させ、コンクールで賞を勝ち取ることができるのでしょうか?

舞台は、フランスのバラ園。色とりどりのバラがとっても綺麗で、スクリーンからバラのいい香りが漂って来そうです。
そんなバラ園で繰り広げられる人間模様。
バラ以外は何一つ関心のなかったエヴが、今まで出会ったこともない人達と働かざるを得なくなり、お互い衝突しながらも、友情や愛情など、人間味あふれる想いに目覚めていきます。
3人も、エヴのローズメイカーとしての誇りと本気に触発されて、どんどん変わっていきます。

バラは父と母を掛け合わせることで素晴らしい花が咲きますが、人も誰かと関わり繋がることで、人生が何度でも素敵に花開くんですね。
諦めないこと、力を合わせること…一人が諦めたとしても、仲間の誰かが諦めなければ、祝福が得られるのかもしれないと思いました。
自分も輝き、誰かの人生も輝かせることができるのです。

笑って泣いて、希望の花咲くサクセスストーリーは、誰にでも芳しい人生が待っていると教えてくれます。

『ローズメイカー 奇跡のバラ』

5/28(金)より、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/rosemaker

監督・脚本:ピエール・ピノー
出演:カトリーヌ・フロ、メラン・オメルタ、ファツァー・ブヤメッド
2020年/フランス/フランス語/96分/原題:La Fine fleur/G
配給:松竹
THE ROSE MAKER © 2020 ESTRELLA PRODUCTIONS – FRANCE 3 CINÉMA – AUVERGNE-RHÔNE-ALPES CINÉMA

 

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    パーソナリティ
    • ひろたみゆ紀
      ひろたみゆ紀
      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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