「酒蔵の伝統を未来へ。」新しい和酒「浄酎（じょうちゅう）」とは？ゲスト：ナオライ株式会社代表取締役・三宅紘一郎さん

今週も『宇垣美里のスタートアップニッポン powered by オールナイトニッポン』を
お聴きいただきありがとうございます！

さて第43回のゲストはナオライ株式会社の代表取締役である三宅紘一郎さん。
日本酒文化を再生し、新しい和酒「浄酎」を生み出した起業家です！

三宅さんが作り出している「浄酎（じょうちゅう）」。
これは、日本酒を低温で蒸留することで生まれた“第3の和酒”。通常の蒸留よりも穏やかな温度で行うため、酒本来の香りや旨味を壊さずに濃縮できるのが特徴となっています。三宅さんはこの低温浄溜技術で特許を取得し、既存の酒蔵と協業しながら新ブランドを展開しています。

酒蔵の数は40年前の約4,000社から現在1,100社あまりに減少しており、その中で三宅さんは日本全国で衰退が進む酒蔵を再生し、伝統を現代にアップデートすることを目指しています！

日本酒好きの宇垣さんも話を聞いて、「日本酒好きな方はもちろんのこと、日本酒が飲めない方でも、楽しめそうですね！」と語っていました。

三宅さんは幼い頃から親族に酒蔵に携わっている人が多く、その中で業界が右肩下がりになっているのもその目で見てきました。そのため、自分に何かできることはないかと、大学時代から日本酒の文献を読みあさり、なんと論文のテーマは「日本酒と中国」だったそうです。
三宅さんはお酒には弱い“下戸”ながらも、日本酒文化を世界に伝えたいという思いが原動力となり、今に至ります。

この番組ではゲストの方に大切にしている言葉をお聞きしていますが、
そんな三宅さんが一番大切にしている言葉は「直会（なおらい）」。

さて、次の回ではどんな明日の世界を変えるような新しいお話が聞けるのでしょうか？
お楽しみに！

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