ニッポン放送・山田透アナ「乱闘事件は、何回も中継したな〜」一番熱かった93年の巨人北陸シリーズ

ニッポン放送・山田透アナ
◆ いつでもみんなのプロ野球!実況アナルームのテーマは“今まで一番熱かった試合”
「乱闘事件は、何回も中継したな〜」。
ニッポン放送ショウアップナイターで実況を務める山田透アナウンサーが、“今まで一番熱かった試合”に挙げたのが、93年6月8日の巨人-ヤクルト(富山)、北陸シリーズでの乱闘だ。
同試合は初回、巨人先発・宮本和知がヤクルト・古田敦也にインコース攻めで2ボール0ストライクとなり、3球目肩口付近に当ててしまう。両チームの選手たちがグラウンドに飛び出し、一触即発のムードが漂うと、続く広澤克実のレフトフェンス直撃のあたりで、ホームを狙った一塁走者・古田がタッチアウト。この時、古田が巨人の捕手・吉原孝介にタックル気味にホームを狙ったこともあり、両軍の選手たちがホームベース付近で大乱闘。この乱闘でハウエルと吉原が退場した。
「ゲームのことだけは覚えています。富山、福井の球場も、バックネット裏がね、スタンド特設放送席だからスタンドの最上階なんですよ。バックネットが急斜面になっているから、乱闘が見えないわけよ。最近は乱闘事件がほとんどない状態、この10年くらい見たことがないんですけど、昔は結構あったんですよ。今から30年以上の前の話だよね」と山田アナ。
さらに山田アナは、「長嶋監督第二次政権の時に死球があって、デーブ大久保が骨折したシーズン(93年5月27日のヤクルト戦で髙津臣吾から死球を受け左手首を骨折)ではあるんだけど、ゲームが終わってから“目には目を歯には歯を”みたいな表現があったんですよ。報復は今ではダメなんだけど、日本の球界もそういう風潮がありました」と当時を振り返る。
「高島ひで(高島ひでたけ)さんにも、昔言われたんだけど、“山田くんの放送は暴力はいけない、暴力はいけないと言いながら増長しているように聴こえる、楽しんでいるように聴こえる”と言われたことがあったんだけどさ。それがゲーム的には試合内容が熱いのはそうなんだけど、俺的にはそういうイメージで持っていますね」。
“乱闘事件”の翌日、金沢で行われた巨人-ヤクルトは、ヤクルト先発・伊藤智仁が8回を投げ終えた時点で15奪三振を記録。伊藤は0-0の9回に吉原から三振を奪いセ・リーグタイ記録となる1試合16奪三振を達成したが、続く代打・篠塚和典にライトスタンドにサヨナラ本塁打を浴びた。
山田アナはこの試合についても、「鮮明に覚えているよ。智ちゃん(伊藤智仁)が記録を作るかもしれないといったゲームの中で、0-0で篠塚がサヨナラホームランを打っているんだよ。その時はリポーターをやっていて、リポーター席が巨人のベンチの横だったんだよ。その時に篠さん(篠塚和典)はスタメンじゃなくて、代打要員だったと思うんですよ。それまで一緒にモニターを見ていたんだよ。当時は、選手と一緒にモニターテレビを見ていた。そのまま打席にいって、カツーンと打って崩れた伊藤智の姿を覚えています」と当時を懐かしむように振り返った。
山田アナが“熱かった試合”に挙げた北陸シリーズから32年が経った今も、日本のプロ野球界は“熱い”試合を連日繰り広げている。山田アナは30日の阪神-巨人(甲子園)で実況を務める。「常設球場で、エアコンがないのは甲子園だけ。甲子園で中継すると夏場は体重3キロ減ると言われているんですよ。ビッショビショになって。今回もスペシャルウィークはマツダスタジアムと甲子園なんですよね。私は甲子園で実況するので、ちょっと痩せてこようかなと思っています」と冗談まじりにスペシャルウィークに向けて決意を述べた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
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