ニッポン放送・師岡アナ、巨人と阪神の“差”は「打線がどれくらい援護できるか」

ニッポン放送・師岡正雄アナウンサー
◆ いつでもみんなのプロ野球!実況アナルーム2・3月のテーマは“今年注目のチーム”
ニッポン放送ショウアップナイターで実況を務める師岡正雄アナウンサーは、今季注目のチームに巨人、阪神、DeNAの3球団を挙げた。
まずは、巨人について師岡アナは「1つはライデル・マルティネス。マルティネスが加わった。そうすると誰もが思うけど、前倒しができるようになる。8回、9回にその2人がいるというのはものすごく後ろの安定感が出てくる。そうする高梨、船迫、バルドナード、ケラーを6回くらいから使える。そこのあたりが潤沢にメンバーが出てきてやれれば、中盤以降の安定感が出てくると思う。去年のジャイアンツの投手陣が良くなった。その自信というのもあるだろうし、そこがプラス材料」と強力リリーフ陣を注目ポイントの1つに挙げた。
不安材料もある。「ただ菅野の12の貯金をどう埋めるかだと思うんだよね。戸郷が3年連続12勝なんだけど、去年が貯金4、一昨年が貯金7、もうちょっと増やしたいよね。エースと呼ばれる、18番を来年つけたいなら2桁の貯金を作ってもらうに越したことはないよね。そこに山﨑伊織、井上温大、グリフィンの3人がどれだけプラスアルファの貯金ができていくか。彼らが貯金、勝ち星を増やせるか。そこもポイントになるところだよね」。
打線についても、「キャベッジが5番として、期待しているという意味では、日本で1打席も立っていない選手に、どれだけ期待値をかけられるかというのは難しいところ。ヘルナンデスだって1年プレーしていないからね。長い目で見てどれだけ打てるのか。去年はあれだけできたけど、2年目は相当研究されるだろうから。去年のような華々しい活躍ができるかどうか、となると、若手だね。浅野は注目していいと思うのね。また、門脇は去年もルーキーイヤーも夏場以降はいいんだよな。前半が良くないから、門脇が前半から仕事をできれば、またプラスアルファになると思うんだよね。打線については外国人頼み。それがハマればという注釈付きだね」と不安要素を挙げた。
師岡アナは、今季から阪神の監督に就任した藤川球児監督の指導力にも注目している。「藤川監督がどれだけ采配をするか。ピッチャー出身で、現役時代はリリーフだし、ピッチャーの完投を求めていないというニュアンスだったから、投手陣は元々安定している。安定感はあるし、FAだってみんな残ったもんね。才木で貯金10。村上は活躍できると思うんだよね。西、大竹、ビーズリー、伊藤将司、高橋遥人。そういう部分で言うと、投手力の安定感は阪神かなという気がするのでね」。
師岡アナは巨人と阪神の優勝争いを予想し、巨人と阪神の差について「打線がどれくらい援護ができるかだと思うんだよね」と指摘する。「阪神の去年の総得点が485、巨人が462。巨人は抑えて勝っているんだよね。そう言う部分で言うと、混戦になってくるかな」。
DeNAについては「シーズン中は打線で勝ってきたチーム。投手力が弱いと言われていたのがプレーオフで安定していた。おやおやという気もするんだよね。シーズン戦い抜ける投手力。打線の方もあまり変わり映えしていない」とし、「度会が注目だな。1年目苦しんで、2年目。ものはいいと思うから、ムードメーカーでもあるし」と2年目の度会隆輝に注目する。
この3球団、春季キャンプでどういう部分を見ていったらいいか訊くと、師岡アナは「キャンプの前半は投手陣。どのくらい去年の戦力からプラスアルファ力がついてきているのかというところで、巨人は若いピッチャーがどれだけ開幕に向けて体を作ってキャンプインするか。その辺だと思います。投手の出来の方が早いしさ。DeNAは打力のチーム、キャンプの前半は投手陣中心で後半は打線。横浜と阪神は守備。どこをどうしたらいいかわからないけど、そういうところかな」と注目ポイントを教えてくれた。
今季は巨人、阪神、DeNAの3球団が中心にセ・リーグを盛り上げていくのか、それとも広島、ヤクルト、中日も優勝を争うような戦いを見せるのかーー。混戦が予想されるセ・リーグ。プロ野球の開幕が今から楽しみだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
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