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サンデー早起キネマ『グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告』

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おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
4/18は、子供が大活躍、家族の愛を描いた感動作を2本ご紹介しました。

2本目は、おじいちゃんと孫の抱腹絶倒の最強ホームコメディ
『グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告』

本当に面白くて我慢しきれず、途中何度も声を出して笑ってしまいました。
子供からご年配の方まで誰もが、家族みんなで観ても1人で観ても、楽しめる作品です。

妻を亡くしたエドは、心配する娘に負けて、娘家族と一緒に住むために引っ越すことになりました。
孫のピーターは、最初はおじいちゃんと暮らせることを喜んでいました。
しかし、家は広くありません。居心地のよかったピーターの部屋をおじいちゃんが使うことになり、自分が、ネズミやクモがいる屋根裏部屋に追いやられることを知って大激怒!
エドを部屋から追い出そうと宣戦布告し、友達と知恵を出し合いあの手この手で攻撃をしかけます。
最初は相手にしていなかったエドも、ピーターの度を越した過激なイタズラの数々にとうとう我慢できず、こちらも友達を巻き込んで報復を開始!
部屋をかけた2人の小さな戦争は、やがて家族と近所を巻き込み大騒動へと発展してしまいます。
果たして、勝つのはどっち?部屋とプライドをかけた抱腹絶倒の戦争が今始まります!

おじいちゃん・エドを演じたのは、なんと名優ロバート・デ・ニーロです!
「彼をキャスティングできなければ映画は成立しない」と覚悟を決めた製作陣が粘りに粘ってOKをとりつけました。
本当にその通りで、奥さんを亡くした哀しみや段々年を取っていく辛さ、でも、元気を取り戻し、子供に戻ったようにイタズラを仕掛ける姿など、素晴らしい演技でした。
孫ピーター役は、オークス・フェグリー。
ディズニー映画『ピートと秘密の友達』や番組でもご紹介したトッド・ヘインズ監督の『ワンダーストラック』などで主演を演じています。
今回も、情熱と狡猾さでおじいちゃんに仕掛けるイタズラを楽しむ様子や、反面、家族を想う気持ちなど、子供らしい純粋な演技に心惹かれました。 

常に相手を思いやり、明るく楽しい素敵な家族…なんて理想的な家族はなかなかありません。
自分のわがままを通したり、機嫌が悪く八つ当たりしたり、自分の想いを押し付けたり…でも、それができるのが家族なんですよね。
抱腹絶倒、過激化する戦争の後に、ピーターに言うエドの言葉が心に沁みました。
いろいろ面倒もあるけれど、泣いて笑って怒って笑う…ワイワイガヤガヤ過ごせる家族っていいもんだなぁ…と改めて思いました。
閉塞感いっぱいの今、この映画で憂鬱を笑い飛ばして下さい!
笑った後には、心に爽やかな風が吹くことでしょう。

『グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告』

4月23日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開

公式サイト:映画『グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告』オフィシャルサイト (grandpa-wars.jp)

監督:ティム・ヒル 脚本:トム・J・アッスル、マット・エンバー 原作:The War With Grandpa(ロバート・キンメル・スミス著)
製作:フィリップ・グラッサー、マーヴィン・ピアート、ローザ・モリス・ピアート
出演:ロバート・デ・ニーロ、オークス・フェグリー、クリストファー・ウォーケン、ユマ・サーマン、ロブ・リグル、ジェーン・シーモア
2020年/アメリカ/カラー/スコープサイズ/英語/原題:THE WAR WITH GRANDPA/94分
配給:パルコ/ユニバーサル映画 宣伝:スキップ
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