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サンデー早起キネマ『ドリームランド』

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おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
4/11は、俳優陣に圧倒される作品を3本ご紹介しました。

2本目は、今を時めくハリウッドのパワーウーマン、マーゴット・ロビーが脚本に惚れ込み、プロデュースと主演を買って出た儚くも鮮烈なラブストーリー
『ドリームランド』

世界恐慌で不景気が続く1930年代半ば。
荒れ果てたテキサス州の田舎町で暮らす17歳のユージンは、やり場のない鬱屈とした気持ちを抱え、閉塞感漂う日常を抜け出したいといつも考えていました。
そんなある日、地元の銀行が強盗犯に襲撃され、巻き添えになった少女が死亡するという大事件が起きます。
深夜、いつものように母屋を抜け出したユージンが納屋に入ると、大けがを負った女性がいました。
彼女こそが、警察から追われている銀行強盗犯のアリソンだったのです!
危険な犯罪者だと知りながらもアリソンに惹かれていくユージンは、警察に通報せずに彼女をかくまうことに。
捜査の包囲網をかわし、逃げ切って自由をつかみ取ろうとするアリソンと、まだ見ぬ希望に満ちた新天地への憧憬を膨らませるユージン。
出口を求めた2人は“ドリームランド”にたどり着くことができるのでしょうか?

アリソンを演じたのは、もちろんマーゴット・ロビー。
飴とムチを上手に使い分けて、世間知らずの17歳、純真無垢なユージンの心を美しさと話術でわしづかみにしてしまうアリソン。
半端なく高い女子力、私たちが見ても本当に魅力的です。

刺激的な冒険を空想しながら鬱屈した気持ちを抱えて悶々とした日々を過ごすユージン役は、次世代スターへの道を突き進むイギリスの若手有望株フィン・コール。
危険な香りと美しさに惑わされ、少年から大人への階段を駆け上るようなユージンの心情を見事に演じています。

1930年代のノスタルジックなアメリカの家の感じや衣装も見どころの一つ。
少し濁った青空と茜色の空、枯草の大地、映像も音楽も素敵です。

穢れない真っすぐな心を持った17歳と美しき指名手配犯。
出会うことがなかったはずの2人が出会ってしまったことで紡がれていくラブストーリー。
“ここではない、どこか”にあるはずの“夢見る場所”はどこにあるのでしょうか?

『ドリームランド』

4月9日(金)より新宿武蔵野館ほかにて、全国公開

公式サイト:http://dreamland-movie.jp/

監督:マイルズ・ジョリス=ペイラフィット 
出演:フィン・コール マーゴット・ロビー トラヴィス・フィメル ギャレット・ヘドランド
2019年/アメリカ/英語/101分/カラー/シネスコ/5.1ch/日本語字幕:安藤里絵 
配給:ハピネット 配給協力:ギグリーボックス PG-12 
© 2018 DREAMLAND NM,LLC

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