• Facebook
  • Twitter
  • LINE

サンデー早起キネマ『名も無き世界のエンドロール』

  • LINEで送る

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
1/31は、2つの世界を描いた三つの国の三作品をご紹介しました。

まずは、驚愕のラストにまた最初から見直したくなる
『名も無き世界のエンドロール』

原作は、2012年の小説すばる新人賞受賞作・行成薫さんの同名の小説。
クライマックスで一気に世界が変わる斬新かつ絶妙な手法が絶賛された小説の待望の映画化です。

主人公は、幼馴染のキダとマコト。複雑な家庭環境で育ち、同じ寂しさを抱えてきました。
そこに同じ境遇の転校生・ヨッチも加わり、3人は支え合いながら家族よりも大切な仲間となっていきます。
しかし、20歳の時、訳あってヨッチは2人の前から突然いなくなってしまいました。
そんな彼らの前に、政治家の娘でトップモデルのリサが現れ、彼女にふさわしい男になるためマコトは忽然と姿を消してしまいます。
マコトを探すために裏社会に潜り込んだキダは、2年後ようやく再会したマコトから本当の目的を聞き、命を懸けて協力することを誓います。
以来、キダは〈交渉屋〉として、マコトは〈会社経営者〉として、裏と表の社会でそれぞれのし上がっていきます。
そして、迎えたクリスマス・イブの夜、マコトはキダの力を借りて“プロポーズ大作戦”を決行しようとするのですが、実はそれは10年もの歳月を費やして企てた“ある壮大な計画”だったのです。

穏やかで優しいのに裏社会の仕事を淡々とこなすキダ役は、岩田剛典さん。
悪戯好きでお茶目な反面、頭脳と情熱で会社経営者となるマコト役には、新田真剣佑さん。
初共演のこの2人、裏と表の正反対を生きる姿が本当にカッコいいんです。

そして2人のヒロイン、ヨッチ役は山田杏奈さん、トップモデルのリサは中村アンさん。
他にも、石丸謙二郎さん、大友康平さん、柄本明さんなどベテラン勢がわきを固めます。

キダとマコトの“ある壮大な計画”とは一体何なのか?
過去と現在を行ったり来たりしながら進む物語に私たちはグイグイ引き込まれていくのですが、ラスト20分、全編に散りばめられたパズルのピースがカチッとハマった瞬間、その計画の真相が浮かび上がり「ひえ~!」となります。
「うぉ~、そうだったのか?!」…あまりの衝撃に呆然とエンドロールを見ているうちに、もう一度最初から作品を見直して、パズルのピースをひとつ残らず見つけたくなるのです。
ミステリー、サスペンス、ヒューマンドラマ、ラブストーリー…すべての要素が詰まったこの作品。
リピート決定です!

1日あれば、世界は変わる。
『名も無き世界のエンドロール』

1月29日(金)全国ロードショー

公式サイト:namonaki.jp

「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」は映像配信サービス・dTVで1月29日より【全3話】独占配信

岩田剛典 新田真剣佑
山田杏奈 中村アン / 石丸謙二郎 大友康平 柄本明
監督:佐藤祐市 脚本:西条みつとし
主題歌:須田景凪「ゆるる」(WARNER MUSIC JAPAN / unBORDE)
上映時間:101分
原作:行成薫「名も無き世界のエンドロール」(集英社文庫) 
配給:エイベックス・ピクチャーズ
©行成薫/集英社 ©映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会

ニッポン放送の番組一覧

他の番組を見る >