番組でご紹介した作品をブログでも味わって頂く「サンデー早起キネマ」
今回ご紹介するのは、2019年インド映画全世界興行収入第一位！
度肝を抜くアクションと裏切りの連続に思わず「ウォー！」と叫びそうになるその名も…
『ＷＡＲ ウォー！！』
舞台は、インドのＣＩＡといわれる外国情報機関・調査分析局ＲＡＷ。
ある日、国際的なイスラム教 過激派テロリストを追っていたＲＡＷきっての腕利きスパイ・カビールが、なんと味方の高官を射殺して逃亡します。
ＲＡＷはカビールの抹殺を決定。
優秀な若手スパイのハーリドが名乗りを上げます。
ハーリドにとってカビールはあこがれの存在で師匠も同然。
「なぜカビールは祖国を裏切ったのか？」その思いを胸にカビールを追うハーリド。
2人の凄腕スパイの死闘＝ウォーが始まります！
世界をまたにかけたスパイ同士の戦いは、7か国15の都市で撮影されました。
街の中、砂漠、山中、水中、空中、そして北極圏の氷の上と、ありとあらゆる場所でスピード感あふれるド派手なアクションが繰り広げられます。
さらにはスパイ映画だけに“裏切り者が誰なのか”、最後の最後までわかりません。
真実を知った時、もう「ウォー！」どころの叫びでは足りません。あまりの衝撃に呆～然…。
そして！大丈夫ですよ～。インド映画に欠かせない歌とダンスも忘れちゃいません。
150人を超えるダンサーが集結してのダンスシーンは必見です。
もちろん、恋愛や壮大な人間ドラマも…この作品には、“ない要素がない”んです。
おまけに「ミッション：インポッシブル」「フェイス/オフ」「キングスマン：ゴールデンサークル」「ワイルド・スピード」など、至るところにアクション映画のオマージュが！
いくつ探せるかも見どころの一つ。
見どころは、俳優陣もです。
カビールを演じたのは、世界で最もハンサムな男性６位に選ばれたことがあるリティク・ローシャン。
エキゾチックで端正な顔立ちにムキムキの筋肉。ダンスもセクシーです。
今回は、橋の上から300フィート(91.4ｍ)のフリーフォールという無謀なスタントにも挑戦しました。
さらに、ハーリド役は新たなアクションスターと呼び声高いタイガー・シュロフ。
キレキレのアクションに目が釘付けになります。もちろんダンスも！
実生活でもリティクを目標にして、ダンスのテクニックを磨いたそうです。
今のインド映画に欠かせないこの2人、是非チェックして下さいね。
国家の威信をかけた手に汗握る151分のスパイの死闘。
その長さに飽きることがありません。
アクション、サスペンス、そしてインド映画の骨頂・ダンス・イケメン・美女・豪華な世界ロケ、従来のインド映画の枠を超えてすべてが集結された最強のエンタメ映画。
これは、大スクリーンで観なきゃもったいない！
つい「ウォー！」と叫びたくなること請け合いです。
『ＷＡＲ ウォー！！』
2020 年７月１７日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次公開！
公式サイト：https://war-movie.jp/
2019 年／インド映画／ヒンディー語／カラー／スコープサイズ／151 分
原題：WAR／日本語字幕：藤井美佳／映倫：G／war-movie.jp
配給：カルチュア・パブリッシャーズ／配給協力：インターフィルム
宣伝：アティカス
© Yash Raj Films Pvt. Ltd.
