番組でご紹介した作品をブログでも味わって頂く「サンデー早起キネマ」
今回ご紹介するのは、インドのクライム・アクション
『サーホー』
カーチェイス、バイク・アクション、空中戦、銃撃戦、肉弾戦etc.…「これでもかっ！」と戦いてんこ盛りの超絶アクション！
もちろん、それだけではありません。甘～いロマンスもあり、さらにインド映画になくてはならない“歌と踊り”も忘れません。
とにかくスケールが大きくて…“ザ・エンターテインメント”という作品でした。
舞台は、きらきらド派手な近未来の犯罪都市ワージー。
ある日、大都市を裏で牛耳っているロイが、ムンバイで何者かに暗殺されてしまいます。
組織内では、前のボスの息子や、ロイの隠し子まで現れ後継者争いが勃発。
その3週間後…
ムンバイでは、被害総額300億円の窃盗事件が発生。
覆面捜査官のアショークは、美人捜査官アムリタと共に事件の捜査を始めます。
やがて、ロイグループ、ムンバイ市警察、謎の窃盗団が入り乱れて大きな真相にたどり着くのです。
果たしてその先に待っているものとは？
この作品、実は169分、3時間近い大作なのですが、次から次へといろんなことが襲い掛かり、中だるみや飽きる暇がありません。それどころか一瞬たりとも目が離せないのです。
3つのエピソードが同時に進行、やがて絡み合い、あっと驚く展開で見事に裏切られます。
「えええええええ！そーだったの？」「本当に、そこも？」と次々と明らかになる真実に驚くばかりです。
アショーク役は、世界中を熱狂させた「バーフバリ」シリーズで、インドを代表する国際的俳優となったプラバース。大男も軽くなぎ倒し、やたらめったら強いのに、色気ムンムン。目力にやられます。「見えることが本当のこととは限らない」というセリフ…いや～、深いです。
ヒロインのアムリタを演じるのは、歌手・女優・モデルで活躍、インド映画界のスーパースタ－ 美人です！シュラッダー・カプール。警官の制服からセクシー衣装に着替えてクラブに現れた時は、女性でも思わず♪ヒュ～♪と口笛を吹きたくなるほどでした。
イッツショータイム！“インド映画のパワーここに極まれり”
すべてを忘れて没頭できます。
『サーホー』
3月27日（金）新宿ピカデリー他にて全国ロード
公式サイト：https://saaho.jp/
配給：ツイン
主演：プラバース(『バーフバリ』シリーズ)
監督：スジート(『Run Raja Run』)
出演：シュラッダー・カプール、マンディラ・ベーディー、ニール・ニティン・ムケーシュ、ジャッキー・シュロフ、チャンキー・パーンデー ほか
2019/インド/SAAHO/5.1ch/2時間49分
