番組でご紹介した作品をブログでも味わって頂く「サンデー早起キネマ」
あのナタリー・ポートマンが新しい境地に到達!
『ポップスター』
13歳のデビュー作「レオン」で大ブレイクしたナタリー・ポートマンは、その後「スターウォーズ」でスターへの階段を駆け上がり、「ブラック・スワン」でオスカーを手にしてハリウッドのトップに君臨しました。
そんな彼女とも重なる部分があるこの作品は、若くして富と名声を手にしたポップスターの光と影を描いています。
時は2000年のある日、同級生が学校で起こした銃乱射事件で大けがを負い、生死の間をさまよい蘇ったセレステ。
姉のエリーと一緒に作った犠牲者への追悼曲が、皮肉にも異例の大ヒットを記録し、敏腕マネージャーの手で一気にスターダムにのし上がります。
17年後、31歳になったセレステは、一度は頂点を極めたものの、アルコールとスキャンダルに躓き、活動休止に追いやられてしまうのです。
悪魔に魂を売ってでも、もう一度ステージで輝きたい歌姫は、再起をかけたツアーを企画。
しかしその矢先、とあるビーチで、セレステの過去を連想させるような銃乱射事件が起こります。しかも犯人たちは、セレステのミュージックビデオで使っていた仮面を着けていたのです。
メディアが騒ぎ始める中、フラッシュバックするトラウマにパニックを起こしながらもセレステはステージへ向かいます!
果たして彼女はもう一度ポップスターの座に返り咲くことができるのでしょうか?
コンサートの映像は圧巻です。
ナタリー・ポートマンは歌手セレステそのもの!
歌もダンスも本物のステージを見ているようでゴージャスで本当にかっこよかったです。
出演者も豪華ですよ~。
セレステをスターダムにのし上げる敏腕マネージャーは、ジュード・ロウ。
17年前少女時代のセレステは、「スノーホワイト」の子供時代でおなじみラフィー・キャシディ。
今回は、セレステが若くして生んだ娘アルビーと一人二役の活躍。
演技の素晴らしさに別人に見えました。
さらに、セレステにすべてを捧げて尽くす姉エリー役は、「グッバイ・ゴダール」「アマンダと僕」などの演技が好きでした…ステイシー・マーティン。
そして、セレステが歌う曲は、数々のヒット曲と定評あるライブパフォーマンス、大物アーティストにも楽曲を提供しているSiaが手掛けています。
これも見どころの一つ。
ナタリー・ポートマンが渾身の演技で見せるカリスマの壮絶な生きざまと圧巻のステージをお楽しみ下さい!
『ポップスター』
TOHOシネマズ 日比谷ほか 近日公開
公式サイト:https://gaga.ne.jp/popstar/
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