11月17日(日)の放送では公益社団法人：日本小児科医会 神川晃会長に「小児科医になった理由」についてお話をお伺いしました。
淵澤 プロフィールをご紹介します。
1953年、静岡県浜松市のご出身
東京医科大学医学部卒業後、東京医科大学病院勤務を経て
1992年、東京都大田区に神川小児科クリニックを開院。
2018年、日本小児科医会会長に就任されました。
淵澤 実はお父様や伯父様がみなさん、お医者さん。
お医者さん以外になりたかった職業は？
神川 ほとんどなかったんですね。
父から「医師像」について何かにつけて聞かされていたので
気が付いたら医学部を受験して、医者になっていました。
淵澤 小児科医になるにあたり奥様のお父様の影響が大きかったとか？
神川 学生の頃から家内と付き合っていて
その頃よく家内の家に遊びに行っていて。
家内は先に寝てしまうんですが、
お父さんと酒を飲みながら、
夜中までずっとお話をして。
小児科医としての自分の在り方ですとか。
私は、もともと産婦人科になりたいと思っていて。
子供を取り上げるというのが好きだったんで
知人の産婦人科医で研修もさせてもらっていたんですけど、
家内の父と話していて、同じ土俵で勝負してもいいのかなあっと。
92歳まで小児科医だったんです。
ずっと小児科医をやられていて、真摯に子供と向き合い
地域でリスペクトされる小児科医だったんで
こういう父と一緒に仕事をするのもいいなあと思いました。
