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東京都医師会尾﨑治夫会長「医師会において、主役は現場で活躍する先生」

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淵澤:尾﨑さんと自見さんのご関係を教えて下さい。

自見:私は港区医師会と、東大医師会の2つに所属しています。
   それらを束ねていらっしゃるのが、東京都医師会。
   その会長が尾﨑さんです。
   日々、ご指導を頂いております。

淵澤:上司的な感じなんですね(笑)

自見:改めて「東京都医師会」がどのような活動をされているのか、
   尾﨑先生、お聞かせください。

尾﨑:地区、大学、都立病院などおよそ60を束ねています。
   一般的に世間の印象ですと、「60を束ねている」というと、
   チカラを持っている医師会とお感じになるかと思いますが、
   医療というのは、現場で働いている先生が主役なんです。

淵澤:なるほど。

尾崎:地区では普通の診療だけではなく、
   乳幼児の健康診断や予防接種、また学校に出向いての学校医、
   会社に出向く産業医など色々な活躍をしています。
   それ以外にも警察に協力をして死体の検案をするなど、
   診療以外にも様々な現場で活動を行っています。
   そういった人たちが、例えばある区の先生方が、
   この事業は他の区とも一緒にやりたいですとか
   またがるような事業展開をしたいという時に、
   私共の東京都医師会が行政などとお話をします。
   そういうのが東京都医師会の目的であり、
   主役である、先生方が現場で働きやすい仕組みを整えるのが役割です。

   東京都だけではなく、47都道府県に医師会はあります。
   その先生方がこれは日本のレベルで解決していかないと
   いけない問題と判断した場合は、今度はそれを日本医師会にあげて、
   国レベルでどうやったらいい医療が出来るのかを解決して頂きます。
   そのような活動は、地区と都道府県、
   それから日本医師会が連携をして行います。

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