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認定NPO法人フローレンス 駒崎弘樹会長。高校時代、留学したくて文部省にいきなり電話

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11月27日(日)の放送では認定NPO法人フローレンス 会長の、駒崎弘樹さんに子供の頃のエピソードについて伺いました。

淵沢  簡単にプロフィールをご紹介します。
    駒崎弘樹さんは2004年にNPO法人フローレンスを設立。
    日本初の「共済型・訪問型」の病児保育サービスを首都圏で開始、
    共働きや、ひとり親の子育て家庭をサポートされています。
    現在は厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進委員会座長、
    内閣府「子ども・子育て会議」委員
    そして医療的ケア児の法案にも携わられました。
    また来年設立されます「こども家庭庁」についても、
    様々な提言を行っていらっしゃいます。

自見  この番組ではゲストの方に、子供の頃のお話を伺います。

駒崎  子供の頃は教室でウロウロするなど落ち着きのない子供でした。
    今だったら、発達障害の診断を受けていた子供だったと思います。
    困った子供で、先生からも好かれていなかったです。

自見  高校生の時、海外留学されたそうですね。

駒崎  うちの学校は進学校で「東大へ行け」と勉強させられていたんですが、
    このままレールに乗って大学に行くのもバカバカしいと思っていました。
    その時13歳年上の姉から「レールなんて外れてみなよ。
    こんな狭い所にいないでアメリカに行ってみたら」とアドバイスされました。
    (当時の)文部省に電話をして「僕、お金ないんですけど留学したいです」
    って言ったんです。

淵沢  すごい、チャレンジ精神。

駒崎  奨学金の資料を送ってもらいました。
    そして試験に受かって、アメリカに行くことになりました。

自見  とてもチャレンジ精神、旺盛ですね。
    そしてワシントン州のオセロに留学されたそうですね。

駒崎  めちゃくちゃ田舎で。
    日本人は僕、ひとりしかいなくて。
    僕が日本の代表みたいな感じで
    まわりのアメリカの方々は「おいヒロキ、日本ではどうなんだ?」と
    聞いてくるんです。
    日本にいる時は日本の事なんてまるで意識してなかったんですけど、
    アメリカに行って、日本人という、アイデンティティに目覚めました。
    そこから日本のために、いいことがしたいと思うようになりました。
    
自見  この番組では、子供の頃、影響を受けた1冊の本について伺っています。
    影響を受けた1冊、教えてください。
    
駒崎  ヴィクトール・E・フランクル著「夜と霧」。
    ある精神科医が、ユダヤ人強制収容所でこの世の地獄を味わいながら
    どうして生きる希望を失わなかったか、書かれている本です。
    
    ※認定NPO法人フローレンス 駒崎弘樹会長からのお知らせ
     現在、認定NPO法人フローレンス では
     子供達への虐待を少なくするための活動を行っています。
     渋谷区にふるさと納税をして頂きますと、
     フローレンス に寄付される仕組みになっています。
     是非、知っていただき、ご支援いただけたらうれしいです。

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